>>725

まずシフト配置は全缶全機の脆弱性を改善するために考案されたものということが前提

数の多いボイラーはまだしも、4つしかない機械室を集中させることで、一発被害でタービンが一挙に機能を喪失するリスクがある

更に問題なのは、ただでさえ大容量のタービン室を4つ、縦隔壁で区切って横一列に並べることで、一室への浸水が大傾斜を招き、結局、反対側のまだ生きている機械室に注水せざるを得ない
大和でも武蔵でもおなじことが起きている

スペースをとるという話でいうと、アイオワ級の機関部長さは78メートル、大和級は63メートルだから確かにアイオワ級の方がスペースはとっている

ただしアイオワ級は22万馬力、大和級は15万馬力なので、機関部1メートルあたりの機関出力は、アイオワ級2,820馬力、大和級2,380馬力と大和の方が効率が悪い