軍オタは危険らしい
ベイシル @BasilLiddlehear 2時間前
確かに「日本の戦争アレルギー」による戦争について考えるのを避ける態度は問題だと思うが、アンチテーゼとして出てくる、(主にミリオタや歴史趣味者の)、
戦争における、政策(ポリシー)の道具(ツール)化、合理化は危険極まりない思想であると痛感した。前者はお花畑であり対話を拒否するが、
後者はなまじ知識があり議論好きなのでタチが悪い。
ベイシル @BasilLiddlehear 2時間前
ルボウのwhy nations fight によれば、第二次世界大戦後の戦争のうち、戦争を仕掛けた側が政治目的を達成した割合は50%を下回ったという。このことは端的に言えば
戦争に合理性が伴わないことを示している。つまるところ戦争は「勝てるから戦われる」ではなく、エスカレーションや誤認によって
引き起こされると考えるのが一般的である。従って、軍備をして「相手に仕掛けさせないようにすればば安全」というのは単純すぎる見方だ。
ベイシル @BasilLiddlehear 2時間前
さらに言えば、互いが強硬策を取り続けてエスカレーションにより(本来戦争する意図はないのに)戦争になるという方が遥かに危険だし、蓋然性が高い。
そもそも70年前に、遥か大国に対して戦争を仕掛けた国が身近にあるのだから、「攻め込ませないようにする」という選択肢の空虚さ、
複雑さを先ずは学ぶべきではないだろうか。
ベイシル @BasilLiddlehear 2時間前
過去の戦争について理解していない人が、現代の戦争について語るなどへそで茶がわくレベルである。戦争について知りたい人は、
このような「ネットde本当の戦争」よりも、ナイの『国際紛争』や土山の『安全保障の国際政治学』を読んだ方が遥かに有益です。