>>602
低ドラッグ 垂直翼廃止、ラダーはスロットル操作と浅上反角全遊動尾翼に統合、機関砲は機外搭載化(ウェポンポッド)
滞空時間 F-35の1.5倍以上の航続距離
高度性能 80,000ft程度
高機動 最大巡航速度Mach.1.3以上での飛行特性最適化
発展性(任務) 統合スマートスキンセンサとは別に将来の電子戦機能確保のため機体下側面に空間を確保(短射程AAM用ウェポンベイでも良い)
発展性(戦闘) 機体上下面にレーザーCIWSタレット内蔵用空間を確保

20,000ft以下でのドッグファイト性能は捨てる(無人アセットの領分)
全周交戦性と指向性エネルギー兵器の獲得により、速度を捨てての瞬間的な機首方位変更は不必要に
戦闘機の機体に求められる飛行性能は、俊敏性ではなく機動性になる
システムオブシステムズ、クラウド化の普遍化により、単機の兵装搭載量は重要視されなくなり、特に最前線に進出する主力戦闘機では重要視されなくなる
(ただし将来的な「使い勝手」や「柔軟性」も考慮して機外搭載量は一定程度考慮する)

空中戦は高価値な「兵将」が一騎当千の活躍をする「騎兵」中心の戦いから、システム化された高価値な「集団」が一体となり個の能力を単純化及び最大化する「戦列歩兵」的な戦いへ変遷していく
戦闘機はそれ自体が完結して意味を持つ示威的・戦略的な存在から、各ノードのハブあるいは出力装置となる包括的戦闘アセットの中核的存在へ

歴史的な転換点、過渡期であるという意味では、まさにF-35がその将来像について示唆的な存在である