共同開発のメリットはぶっちゃけ開発費負担の軽減と
量産機数増加による生産コストの低下といったところ
特にアメリカ、英国、フランスみたいに技術的に蓄積があるとこは
費用の問題が無ければ単独開発の方が好きに開発できるから問題が起きにくい
だけど単独では費用を賄いきれないから共同開発という形ををとるしかなくなる
日本にしたって共同開発案があるのは開発費の負担を軽くしたいという下心があるから
でも出資者が出ればそいつの意向を機体開発に反映しなくてはいけなくなり
色んな要求がぶち込まれて計画の遅延と求めていた機体と違うものになったりする
ロイターの記事が言わんとしてるとこもそこら辺の事情を指摘している
日本単独の開発は技術的には可能だし100%空自が求めるものを開発できる可能性が高いが
その開発・生産コストが大きくなるので他の装備・開発との兼ね合いで懸念がある
共同開発となるとその相手の要望を入れなくてはいけなく計画に遅延が起きやすくなる可能性が出てくる
防衛省内で色んな意見が出るのはある意味当然といえる
むしろ軍ヲタのコストへの恐ろしい程の認識不足の方が驚いてしまう