WW2以来、歩兵の中で、特殊部隊を除けば、一般部隊で最も名誉な現場職務の一つは対戦車攻撃だ。
ドイツ人がこれを戦車猟兵(Panzerjäger)と呼ばれ、直訳すれば「戦車を狩る人」、ネーミングセンスは実に秀逸。
歩兵の中で、投石器で巨人ゴリアテを倒したダビデになりたい人は決して少ないではない。

実際WW2で戦車損失した原因の中に歩兵対戦車兵器による比率はかなり高い。
副次的に、歩兵対戦車攻撃は危険な任務だが、成功すれば心理的効果は高く、士気高揚に有効だ。