>>目視範囲外や指揮系統外の時間経過を合わせるといったそういう常識無い筈

紀元前216年で複雑な外線作戦を実戦で大成功したハンニバルの恐ろしさが常識外れの理由の一つ。

が、当代軍事の参考としての戦史の価値は、技術条件の改変によって、古いほど価値は下がる。(確か何らかの戦略本で書いた教訓)
武術と同じ、いかに初見殺しの技でも、周知された後、神秘性は失われ、脅威は下がる。
何時までも「作戦頼り」してはいけない理由でもある。作戦が通用しない時、最後で物を言うのは軍事組織としての底力。

中国の兵法では「正兵」と「奇兵」の二つの概念が存在し、言わば「以正合以奇勝(正兵で敵と相対し、正兵で
勝つ)」、まず優れる正兵によって不敗の態勢に立つことは重要と視する。
しかし多分正兵は地味すぎるため、戦史で有名な将軍は大抵奇兵屋。