陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。
初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙殺、勘違いには罵倒ではなく善導で。
現職・元職は保全に注意しつつ、広い心でご参加を。
※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
について主に扱うスレッドです。
世界観・展望(Vision)、政策(Policy)、国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
前スレ
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 26
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1507004904/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 27
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
1名無し三等兵 (ワッチョイ c3e3-PffV)
2017/11/12(日) 19:11:35.01ID:p8P1aH/a0591名無し三等兵 (ワッチョイ 9f98-jSqy)
2017/12/13(水) 23:59:59.18ID:RYUCNkWU0 >>589
>ですから現在陸自では定説での教育をしているわけです。
>でもそれが覆った場合改定しないといけないと思うのです。
530を見ると現在の陸自の教育に批判的なのかと思いました。
改定した方が良いということなら、そう思いますね。
他国の軍は現在でもカンナエとかで戦術教育をしているのではと思うのですが。
>それが理想です。
本で「きれいな戦略」について書いてあったのですが、
意図と結果が一致したものを「きれいな戦術」とするなら、これはどうなんだと思ったりします。
>ですから現在陸自では定説での教育をしているわけです。
>でもそれが覆った場合改定しないといけないと思うのです。
530を見ると現在の陸自の教育に批判的なのかと思いました。
改定した方が良いということなら、そう思いますね。
他国の軍は現在でもカンナエとかで戦術教育をしているのではと思うのですが。
>それが理想です。
本で「きれいな戦略」について書いてあったのですが、
意図と結果が一致したものを「きれいな戦術」とするなら、これはどうなんだと思ったりします。
592名無し三等兵 (ワッチョイ 63df-DfKE)
2017/12/14(木) 09:19:28.32ID:pJPJv3NR0 >>590
ブーメランは戦闘機として設計されたが、量産された時すでに米英からは戦闘機を供与し始めた、そのため主はニューギニア戦線で近接航空支援任務に活躍した。
ある意味日本軍の「天敵」であった。
機体の低速運動性(原型はT-6 テキサン練習機なので運動性がいい)と機関砲の威力を活かして対地掃射する、あるいは発煙筒を投下して敵の位置を友軍に知らせるなど、観測機兼軽攻撃機として使われた。
これは視界が悪いジャングル戦で割りと重要な任務である。後のベトナム戦争でアメリカ軍のOV-10がこの手の任務に活躍したことは有名だ。
現代陸軍で軽観測攻撃ヘリはこの手の任務を務める。有名な機体はMH/AH-6、OH-58、日本のOH-1などがある。
その他、元々固定翼練習機は低速運動性を求められるため、低空低速の観測攻撃任務に向いてる、よくそのまま軽戦闘攻撃機に転用され、あるいは改造される。
欠点は機体が小型故に打たれ弱く、爆装量も限られる。それでも安価で使い勝手がよく、中小国で活躍することは少なくない。冷戦時代でその頂点に立つ機体はT-38/F-5シリーズ。
最近アメリカ空軍のA-XとT-X計画は近い将来にこれらの役割を務めることが期待されている。
個人的にT-XがF-5の再来になるかもしれないと考える。(台湾はそれを待たずに自前の練習機計画を展開しているだが、保険としてT-Xを輸入する可能性は捨てがたい)
F-35は高性能だけど明らかに需要が多いの軽攻撃任務に運用コスト高すぎる、中小国に向いてない。
ブーメランは戦闘機として設計されたが、量産された時すでに米英からは戦闘機を供与し始めた、そのため主はニューギニア戦線で近接航空支援任務に活躍した。
ある意味日本軍の「天敵」であった。
機体の低速運動性(原型はT-6 テキサン練習機なので運動性がいい)と機関砲の威力を活かして対地掃射する、あるいは発煙筒を投下して敵の位置を友軍に知らせるなど、観測機兼軽攻撃機として使われた。
これは視界が悪いジャングル戦で割りと重要な任務である。後のベトナム戦争でアメリカ軍のOV-10がこの手の任務に活躍したことは有名だ。
現代陸軍で軽観測攻撃ヘリはこの手の任務を務める。有名な機体はMH/AH-6、OH-58、日本のOH-1などがある。
その他、元々固定翼練習機は低速運動性を求められるため、低空低速の観測攻撃任務に向いてる、よくそのまま軽戦闘攻撃機に転用され、あるいは改造される。
欠点は機体が小型故に打たれ弱く、爆装量も限られる。それでも安価で使い勝手がよく、中小国で活躍することは少なくない。冷戦時代でその頂点に立つ機体はT-38/F-5シリーズ。
最近アメリカ空軍のA-XとT-X計画は近い将来にこれらの役割を務めることが期待されている。
個人的にT-XがF-5の再来になるかもしれないと考える。(台湾はそれを待たずに自前の練習機計画を展開しているだが、保険としてT-Xを輸入する可能性は捨てがたい)
F-35は高性能だけど明らかに需要が多いの軽攻撃任務に運用コスト高すぎる、中小国に向いてない。
593Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 63df-DfKE)
2017/12/14(木) 09:43:41.53ID:pJPJv3NR0 ジャングル戦といえば、西側の資料から見てもベトナム人民軍とベトコンの歩兵戦術は非常に巧妙であった。私の知る限り現代戦で最も上手い歩兵戦術と考える。
アメリカ勢が陣地防御戦に強いため、ベトコン勢はよく日本で言う釣り野伏せ戦術を運用して、小型前線基地のパトロール隊を分断包囲する。
(史実を元に制作された映画『ワンス・アンド・フォーエバー』でもアメリカ軍の偵察隊が釣られて分断包囲された)
もし前線基地指揮官が臆病であって、パトロール隊を派遣しないなら、狙撃と砲撃など攻撃で嫌がらせを繰り返して圧力を掛ける、さらに基地周りに地雷(IED)と罠を大量に埋まる。
さらに周りの民間人を吸収する。(これは重要)
戦車とAPCなど重装備はジャングル戦で速度は出ないため、それを装備したアメリカ部隊がベトコン歩兵の機動力に上回られることが多い。
しかし流石に交戦に入ると支援火力の差で死傷率はベトコン側が多い。戦後でベトナム南部は戦争に負けたにも関わらず、経済は比較的にいい。
北ベトナムはそれを最初から計算に入れて戦略を立てさせ、それ以外であまり方法はないでもあったが、やはり人民戦争の一大欠点だ。
アメリカ勢が陣地防御戦に強いため、ベトコン勢はよく日本で言う釣り野伏せ戦術を運用して、小型前線基地のパトロール隊を分断包囲する。
(史実を元に制作された映画『ワンス・アンド・フォーエバー』でもアメリカ軍の偵察隊が釣られて分断包囲された)
もし前線基地指揮官が臆病であって、パトロール隊を派遣しないなら、狙撃と砲撃など攻撃で嫌がらせを繰り返して圧力を掛ける、さらに基地周りに地雷(IED)と罠を大量に埋まる。
さらに周りの民間人を吸収する。(これは重要)
戦車とAPCなど重装備はジャングル戦で速度は出ないため、それを装備したアメリカ部隊がベトコン歩兵の機動力に上回られることが多い。
しかし流石に交戦に入ると支援火力の差で死傷率はベトコン側が多い。戦後でベトナム南部は戦争に負けたにも関わらず、経済は比較的にいい。
北ベトナムはそれを最初から計算に入れて戦略を立てさせ、それ以外であまり方法はないでもあったが、やはり人民戦争の一大欠点だ。
594名無し三等兵 (スップ Sd52-Glea)
2017/12/14(木) 09:59:17.68ID:5Hg5dOnbd そもそも北ベトナムには米陸軍は一歩も足を踏み入れる事が出来ないんだからベトナム戦争は前提がおかしい
本拠地を叩く事が出来ないで延々とゲリラと戦って勝てないなんて当時はともかく今日では誰でもわかること
本拠地を叩く事が出来ないで延々とゲリラと戦って勝てないなんて当時はともかく今日では誰でもわかること
595Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 63df-DfKE)
2017/12/14(木) 10:08:27.08ID:pJPJv3NR0 >>594
第一次インドシナ戦争当時にベトミンの根拠地は中国南部にあり、フランス軍はやはりそれを攻撃することはできない。
攻撃しても状況をさらに悪化させるだけだ。
この理屈は冷戦時代で大いに活用され、ソ連とアメリカはアジア、アフリカ、南アメリカで代理戦争を繰り返させた。
現在でも大して変わらない。
寧ろアメリカは政治外交に比較的愚直なので、よく自らは代理戦争で済むの沼に突撃する。
第一次インドシナ戦争当時にベトミンの根拠地は中国南部にあり、フランス軍はやはりそれを攻撃することはできない。
攻撃しても状況をさらに悪化させるだけだ。
この理屈は冷戦時代で大いに活用され、ソ連とアメリカはアジア、アフリカ、南アメリカで代理戦争を繰り返させた。
現在でも大して変わらない。
寧ろアメリカは政治外交に比較的愚直なので、よく自らは代理戦争で済むの沼に突撃する。
596Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 63df-DfKE)
2017/12/14(木) 10:41:05.22ID:pJPJv3NR0 黒幕の本拠地に攻撃できなくても、イギリスはすでに植民地帝国の経験を活用して、局地戦で勝てる対叛乱戦略理論を立てた。
基本的に警察や国家憲兵など「法を分かる武装治安機関」が重要な役割を演じて最前線に立て、パトロールを行って、治安の回復と維持を務める。
正規軍はその支援に担当し、日本でいう「機動隊」の立ち位置が最適だ。
その他に自警団を設立することは重要だ。
最終的に政府、軍隊(警察)、民衆の三位一体の信頼関係を立てることは一番肝心だ。
叛乱組織に対する外部支援を遮断することも重要であり、しかしこれは地理環境に依存する部分は大きい。
マレー半島と朝鮮半島南部ような環境は比較的に容易ではあるが、ベトナムような陸上辺境が長いの環境で外部支援封鎖は困難だ。
基本的に警察や国家憲兵など「法を分かる武装治安機関」が重要な役割を演じて最前線に立て、パトロールを行って、治安の回復と維持を務める。
正規軍はその支援に担当し、日本でいう「機動隊」の立ち位置が最適だ。
その他に自警団を設立することは重要だ。
最終的に政府、軍隊(警察)、民衆の三位一体の信頼関係を立てることは一番肝心だ。
叛乱組織に対する外部支援を遮断することも重要であり、しかしこれは地理環境に依存する部分は大きい。
マレー半島と朝鮮半島南部ような環境は比較的に容易ではあるが、ベトナムような陸上辺境が長いの環境で外部支援封鎖は困難だ。
597Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 63df-DfKE)
2017/12/14(木) 10:53:04.23ID:pJPJv3NR0 言い忘れた、あと情報機関は重要だ。
日本の警察で例えば、基本的に:
制服警官(交番と派出所拠点維持して、パトロールを行って、民衆の信頼を勝ち取る前線部隊)
刑事(捜査に従事する情報機関)
機動隊(大規模騒乱を鎮圧する重装部隊)
は対叛乱作戦においての軍事治安組織の役割分担である。
日本の警察で例えば、基本的に:
制服警官(交番と派出所拠点維持して、パトロールを行って、民衆の信頼を勝ち取る前線部隊)
刑事(捜査に従事する情報機関)
機動隊(大規模騒乱を鎮圧する重装部隊)
は対叛乱作戦においての軍事治安組織の役割分担である。
598Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 63df-DfKE)
2017/12/14(木) 11:12:40.67ID:pJPJv3NR0 あと一応フランス式国家憲兵から習っただけど、旧日本陸軍憲兵は独立軍種に移行することはなく最後まで陸軍に従属することは失敗だ。そのためにしばしば陸軍上層部に悪用された。
憲兵は軍隊上層部のアホ共に干渉されやすい欠点を回避するため、軍事機関に従属する国家憲兵ではなく、武装警察、辺境警備隊や沿岸警備隊などの名称で内政機関の管理下に置いてる準軍事組織は現代における対叛乱作戦の最適解の一つと私が考える。
憲兵は軍隊上層部のアホ共に干渉されやすい欠点を回避するため、軍事機関に従属する国家憲兵ではなく、武装警察、辺境警備隊や沿岸警備隊などの名称で内政機関の管理下に置いてる準軍事組織は現代における対叛乱作戦の最適解の一つと私が考える。
599Lans ◆cFcS.yrpJw (ワッチョイ ef4b-4pIx)
2017/12/14(木) 16:35:18.61ID:tFzm6dQx0 木元氏のインタビューみっけ
https://www.bookbang.jp/article/543438?all=1
>狭義の解釈では、軍隊が戦場で敵に対して有利な態勢を占めるために行う運動のことをいいますが、広義の解釈では、精神面の柔軟性まで含め幅広くとらえています。
>すなわち機動とは、軍隊が戦場で火力と運動を一体化して有利な態勢を占めること(形而下的)と、指揮官に柔軟な思考、柔軟な計画、柔軟な作戦などを要求すること(形而上)の、両者を含めた概念です。
3冊目で到達
やはり狭義の機動から、本来の機動を理解するには
既存の教育外なので時間かかるんですかね?
しかし旧軍は機動を「状況の作為」として理解していたので、むしろ今よりも意味的に正しく理解してたようにも思えます。
やはり70年代の米軍FMの翻訳時に狭義の機動のみを取り入れたのは痛恨のミスだったのかも…
ちなみにmaneuver「演習する/動かす」の語源は?man(u)- : L.manus = hand(手)だそうです。
この動かすは(手で動かす)から、これが語源なのだそうです。
つまり自分自身の行動(手)で状況を動かしていくから、軍隊の行動をマニューバと呼び始めたようですね。
陸自は主動という単語が大好きなようですが、やはり機動には主導の文字の方が良いような気がします。
https://www.bookbang.jp/article/543438?all=1
>狭義の解釈では、軍隊が戦場で敵に対して有利な態勢を占めるために行う運動のことをいいますが、広義の解釈では、精神面の柔軟性まで含め幅広くとらえています。
>すなわち機動とは、軍隊が戦場で火力と運動を一体化して有利な態勢を占めること(形而下的)と、指揮官に柔軟な思考、柔軟な計画、柔軟な作戦などを要求すること(形而上)の、両者を含めた概念です。
3冊目で到達
やはり狭義の機動から、本来の機動を理解するには
既存の教育外なので時間かかるんですかね?
しかし旧軍は機動を「状況の作為」として理解していたので、むしろ今よりも意味的に正しく理解してたようにも思えます。
やはり70年代の米軍FMの翻訳時に狭義の機動のみを取り入れたのは痛恨のミスだったのかも…
ちなみにmaneuver「演習する/動かす」の語源は?man(u)- : L.manus = hand(手)だそうです。
この動かすは(手で動かす)から、これが語源なのだそうです。
つまり自分自身の行動(手)で状況を動かしていくから、軍隊の行動をマニューバと呼び始めたようですね。
陸自は主動という単語が大好きなようですが、やはり機動には主導の文字の方が良いような気がします。
600Lans ◆cFcS.yrpJw (ワッチョイ ef4b-4pIx)
2017/12/14(木) 16:40:08.34ID:tFzm6dQx0 【語源】
ラテン語「手で仕事をする」の意 (man‐ 「手」+‐euvre 「仕事」)
ラテン語「手で仕事をする」の意 (man‐ 「手」+‐euvre 「仕事」)
601Taiwan Army Veteran (ワッチョイ eb7f-DfKE)
2017/12/14(木) 17:20:19.28ID:9mTHCI1O0 「主動」は分かりやすいと思うだが、
中国語では「伺機而動」(機を伺って動く)の言葉があった、「maneuver」を「機動」に翻訳することもあながち間違いではない。
漢字の妙である。
中国語では「伺機而動」(機を伺って動く)の言葉があった、「maneuver」を「機動」に翻訳することもあながち間違いではない。
漢字の妙である。
602名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/14(木) 19:01:34.49ID:Rt4jG7E3a 「戦いの原則」史上では「主動」は元々は「攻勢」。
米軍は今でもか。
陸自のもその名残はあるな。
(攻勢は主動性を保持して云々)
米軍は今でもか。
陸自のもその名残はあるな。
(攻勢は主動性を保持して云々)
603名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/14(木) 19:14:39.36ID:Rt4jG7E3a 「戦いの原則」の錯覚は「昔からある」という誤解。
フラーがナポレオン戦争史を参考に、一次大戦前後にかなり「エイ!ヤー!」で作った。
ナポレオンが攻撃的なんで、原則自体が攻勢主義。
これと、「攻撃の要則」はマッチしても、「防御の要則」との整合性は説明できんだろ。
これを元に理論武装された1919計画はきわめて攻撃的で、成立させるために国力度外視した天文学的な戦車数を要求してるし。
フラーが、晩年、ファシズムに系統していくのも、目的手段の関係性の崩壊に要因がある。
専守防衛の日本での意義はどうなんだろうね。
フラーがナポレオン戦争史を参考に、一次大戦前後にかなり「エイ!ヤー!」で作った。
ナポレオンが攻撃的なんで、原則自体が攻勢主義。
これと、「攻撃の要則」はマッチしても、「防御の要則」との整合性は説明できんだろ。
これを元に理論武装された1919計画はきわめて攻撃的で、成立させるために国力度外視した天文学的な戦車数を要求してるし。
フラーが、晩年、ファシズムに系統していくのも、目的手段の関係性の崩壊に要因がある。
専守防衛の日本での意義はどうなんだろうね。
604名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/14(木) 19:29:12.18ID:Rt4jG7E3a 戦間期に一度、「戦いの原則」は消滅したが、戦後、モントゴメリーが復活させたと言われる。
「戦いの原則」必要派は、熱心なクリスチャンが多い。
現代的な「原則」論だと、「不変の原理原則」というより「こう戦いたい」という意志を現す「規範原則」であると言われる。
教育で問うべきは「原則」を「図示」することでなくて、「原則」が適応できない状況で、
これまでの経緯と問題認識を基に、創造的な解決策を導出することだろう。
それが実戦的な「臨機応変の体系」。
「戦いの原則」必要派は、熱心なクリスチャンが多い。
現代的な「原則」論だと、「不変の原理原則」というより「こう戦いたい」という意志を現す「規範原則」であると言われる。
教育で問うべきは「原則」を「図示」することでなくて、「原則」が適応できない状況で、
これまでの経緯と問題認識を基に、創造的な解決策を導出することだろう。
それが実戦的な「臨機応変の体系」。
605Lans ◆cFcS.yrpJw (ワッチョイ ef4b-4pIx)
2017/12/14(木) 19:35:39.49ID:tFzm6dQx0 >601
>「伺機而動」(機を伺って動く)
これって下手すると受動的になってしまいませんか?
マニューバーはどちらかというと、機をうかがうよりも、機を創りだす方だと思うのです。
しかし必ずしも自分が動くとは限らないので 主動 よりも 主導(状況を導く、作為する)
(相手を先に動かさせる場合も十分ありえるし、戦例も結構多い)
>「伺機而動」(機を伺って動く)
これって下手すると受動的になってしまいませんか?
マニューバーはどちらかというと、機をうかがうよりも、機を創りだす方だと思うのです。
しかし必ずしも自分が動くとは限らないので 主動 よりも 主導(状況を導く、作為する)
(相手を先に動かさせる場合も十分ありえるし、戦例も結構多い)
606Lans ◆cFcS.yrpJw (ワッチョイ ef4b-4pIx)
2017/12/14(木) 20:01:19.28ID:tFzm6dQx0 >604
>教育で問うべきは「原則」を「図示」することでなくて、「原則」が適応できない状況で、
>これまでの経緯と問題認識を基に、創造的な解決策を導出することだろう。
それ米海軍の教育手法
↓↓
米海兵隊tactical decision gameのテキスト
ttp://www.au.af.mil/au/awc/awcgate/gov/tdgs_stex_workbook.pdf
>教育で問うべきは「原則」を「図示」することでなくて、「原則」が適応できない状況で、
>これまでの経緯と問題認識を基に、創造的な解決策を導出することだろう。
それ米海軍の教育手法
↓↓
米海兵隊tactical decision gameのテキスト
ttp://www.au.af.mil/au/awc/awcgate/gov/tdgs_stex_workbook.pdf
607名無し三等兵 (ワッチョイ 12d2-Z4L6)
2017/12/14(木) 20:01:33.13ID:o/Zx65F+0 専守防衛の縛りのもとで、制服がうっかりその辺に足を「踏み込もうとする」だけで軍靴の響きを懸念する向きが、
当の制服の中にもかなり(特に60年代後半〜70年代)あったのは、「出動せず」で書いてたような。
当の制服の中にもかなり(特に60年代後半〜70年代)あったのは、「出動せず」で書いてたような。
608トルエン大尉 (ワッチョイ 9212-iA8U)
2017/12/14(木) 22:32:04.07ID:cgxVnJr30 >>591
陸自の教育に批判的なのではなく戦史と戦術教育の整合性の問題を問うているわけです。
>意図と結果が一致したものを「きれいな戦術」とするなら、これはどうなんだと思ったりします。
故松村陸将補は架空の想定による戦術教育も有効であると言ってますね。
いわゆるQ島想定と三鷹戦闘団の連続想定です。
陸自の教育に批判的なのではなく戦史と戦術教育の整合性の問題を問うているわけです。
>意図と結果が一致したものを「きれいな戦術」とするなら、これはどうなんだと思ったりします。
故松村陸将補は架空の想定による戦術教育も有効であると言ってますね。
いわゆるQ島想定と三鷹戦闘団の連続想定です。
609トルエン大尉 (ワッチョイ 9212-iA8U)
2017/12/14(木) 22:44:16.88ID:cgxVnJr30 >>602
旧陸軍は主導=攻勢だけど陸自は主導は攻勢によっても取れるという立場だよ。
旧陸軍は主導=攻勢だけど陸自は主導は攻勢によっても取れるという立場だよ。
610Taiwan Army Veteran (ワッチョイ eb7f-DfKE)
2017/12/14(木) 23:56:51.24ID:9mTHCI1O0 >>605
漢字の解釈は非常に多種多様であり、「機を伺って動く」もその一つに過ぎない。
機は機会、機転、時機、待機、機敏などに解釈できる。
動は主動、移動、策動、運動、変動などに解釈できる。
機と動は割と良い翻訳と思う。寧ろ「主導」に翻訳すると意味が狭くなる。
漢字の解釈は非常に多種多様であり、「機を伺って動く」もその一つに過ぎない。
機は機会、機転、時機、待機、機敏などに解釈できる。
動は主動、移動、策動、運動、変動などに解釈できる。
機と動は割と良い翻訳と思う。寧ろ「主導」に翻訳すると意味が狭くなる。
611名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/15(金) 00:27:04.02ID:UGxJsg050 >>609
某陸自は、防勢では「主動性奪回する」という立場。
相対的な攻勢の主動を認めてる。
これに比して、クラウゼヴィッツは、そもそも防勢側の隠掩蔽等による
「情報を与えない」ことによるイニシアチブ争奪での優位に言及してる。
ただし、某陸自も防勢の教義の中では、この利点を認識してて、
「戦いの原則」、「攻撃」と「防御」の間に不整合がある。
だから、戦術レベルの実践面では防御戦術は健全なんだよね。
上位概念は狂ってるが、g旧軍からのパターンですが。
某陸自は、防勢では「主動性奪回する」という立場。
相対的な攻勢の主動を認めてる。
これに比して、クラウゼヴィッツは、そもそも防勢側の隠掩蔽等による
「情報を与えない」ことによるイニシアチブ争奪での優位に言及してる。
ただし、某陸自も防勢の教義の中では、この利点を認識してて、
「戦いの原則」、「攻撃」と「防御」の間に不整合がある。
だから、戦術レベルの実践面では防御戦術は健全なんだよね。
上位概念は狂ってるが、g旧軍からのパターンですが。
612名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/15(金) 00:37:51.09ID:UGxJsg050 チャンドラーのナポレオン戦争の研究成果として、ナポレオンの、
敵作戦線の分断から、主力に決戦を強要する一貫した運用原則の存在を指摘してる。
ただし、敵情不明の状態でイニシアチブに拘った運用をするので、
敵の独立意志によるハイリスク・ハイリターンを内包する賭博性が大きい教義であるとも指摘してる。
敵作戦線の分断から、主力に決戦を強要する一貫した運用原則の存在を指摘してる。
ただし、敵情不明の状態でイニシアチブに拘った運用をするので、
敵の独立意志によるハイリスク・ハイリターンを内包する賭博性が大きい教義であるとも指摘してる。
613Lans ◆cFcS.yrpJw (ワッチョイ ef4b-4pIx)
2017/12/15(金) 10:07:05.48ID:gwTs3yZ40 >610
誤解が発生してる模様
マニューバを主導と翻訳しよう ではなく
マニューバを行うことの意義は 主動 ではなく 主導 であろうという主張です。
>611
>某陸自は、防勢では「主動性奪回する」という立場
>612
誤解が発生してる模様
マニューバを主導と翻訳しよう ではなく
マニューバを行うことの意義は 主動 ではなく 主導 であろうという主張です。
>611
>某陸自は、防勢では「主動性奪回する」という立場
>612
614Lans ◆cFcS.yrpJw (ワッチョイ ef4b-4pIx)
2017/12/15(金) 10:16:17.36ID:gwTs3yZ40 ごめん、途中で送信してしまいました
ID:UGxJsg050氏が
>611
>某陸自は、防勢では「主動性奪回する」という立場
>612
>敵情不明の状態でイニシアチブに拘った運用
と主動とイニシアティブを使い分けているように
機動の目指すものはイニシアティブであり、それは目的
それに対し、主動はイニシアティブをとるための一手法に過ぎないと思うのです。
・主動によって主導をする
・主動によって主導権をとる
つまり 主動 を目的にすると言う事はイニシアティブ確保方法を狭めることに他ならず
それは機動(マニューバ)の主旨から外れてしまうだろう
という主張なのです。
そして陸自の各種文章や作文は 主動 に満ち溢れています・・・
ID:UGxJsg050氏が
>611
>某陸自は、防勢では「主動性奪回する」という立場
>612
>敵情不明の状態でイニシアチブに拘った運用
と主動とイニシアティブを使い分けているように
機動の目指すものはイニシアティブであり、それは目的
それに対し、主動はイニシアティブをとるための一手法に過ぎないと思うのです。
・主動によって主導をする
・主動によって主導権をとる
つまり 主動 を目的にすると言う事はイニシアティブ確保方法を狭めることに他ならず
それは機動(マニューバ)の主旨から外れてしまうだろう
という主張なのです。
そして陸自の各種文章や作文は 主動 に満ち溢れています・・・
615名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/15(金) 19:29:34.22ID:4HlJ3iaHa そもそも「機動」って「原則」たり得るのかと。
機動すれば、後方連絡線も延びるしロハじゃない。
「動かざること山のごとし」のダウンやカール大公は、結局、戦略要点と後方連絡線を維持して、国防を全うした。
派手に動き続けた跳ねっかえり共が、結局は消耗して顎を出した。
少なくとも「不変の原則」ではないね。
機動すれば、後方連絡線も延びるしロハじゃない。
「動かざること山のごとし」のダウンやカール大公は、結局、戦略要点と後方連絡線を維持して、国防を全うした。
派手に動き続けた跳ねっかえり共が、結局は消耗して顎を出した。
少なくとも「不変の原則」ではないね。
616名無し三等兵 (ワッチョイ ef5d-DfKE)
2017/12/15(金) 19:38:53.57ID:+0FnKH9G0 >>613-614
>>イニシアティブ
それに近い概念は、《孫子・虚実篇》では
「故善戰者、致人而不致於人、能使敵人自至者、利之也、能使敵人不得至者、害之也、故敵佚能勞之、飽能饑之、安能動之、」
「ゆえに善く戦う者は、人を致いたして人に致いたされず。よく敵人てきじんをしてみずから至いたらしむるは、これを利すればなり。
よく敵人てきじんをして至るを得ざらしむるは、これを害がいすればなり。ゆえに敵佚いっすればよくこれを労し、飽あけばよくこれを饑うえしめ、安やすければよくこれを動うごかす。」
要するに敵の長所を回避しつつ、敵が嫌なことをする、の戦法だ。
ここで「致」という漢字がイニシアティブに近い意味として使用される。
井上成美が「漢籍は結論ありきでロジックではない」と言った、漢籍に詳しい及川古志郎を批判したらしい。それも一理ある。
これは参考でありバイブルではない。
しかし西側のように戦例を分析してから結論を得る方法を取ると文章が長くなる。
つまり孫子も(私はこの定理について真に驚くべき証明を発見したが、ここに記すには余白が狭すぎる。 )ような文献だ。
>>イニシアティブ
それに近い概念は、《孫子・虚実篇》では
「故善戰者、致人而不致於人、能使敵人自至者、利之也、能使敵人不得至者、害之也、故敵佚能勞之、飽能饑之、安能動之、」
「ゆえに善く戦う者は、人を致いたして人に致いたされず。よく敵人てきじんをしてみずから至いたらしむるは、これを利すればなり。
よく敵人てきじんをして至るを得ざらしむるは、これを害がいすればなり。ゆえに敵佚いっすればよくこれを労し、飽あけばよくこれを饑うえしめ、安やすければよくこれを動うごかす。」
要するに敵の長所を回避しつつ、敵が嫌なことをする、の戦法だ。
ここで「致」という漢字がイニシアティブに近い意味として使用される。
井上成美が「漢籍は結論ありきでロジックではない」と言った、漢籍に詳しい及川古志郎を批判したらしい。それも一理ある。
これは参考でありバイブルではない。
しかし西側のように戦例を分析してから結論を得る方法を取ると文章が長くなる。
つまり孫子も(私はこの定理について真に驚くべき証明を発見したが、ここに記すには余白が狭すぎる。 )ような文献だ。
617名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/15(金) 19:43:12.35ID:4HlJ3iaHa ナポレオンの「目標は敵主力の殲滅」「単一作戦線への集中」
「敵後方連絡線の分断による決戦強要」「我が主力の機動の遮蔽」と並べると、
目標、主動(攻勢)、集中、機動、奇襲、統一、経済、保全、簡明と明らかに相性がいい。
となると、この原則を盲信すると、モスクワまで逝って凍死したり、ライプツィッヒで包囲されたり、
ワーテルローで挟撃されたりする運命が待ってるんじゃないか?
ロマンは有るけど、勝ってたころでも、イタリア戦役でもイエナ・アウエルシュタットでも、
かなり賭博要素がでかい。
この原則に国運を賭けて本当にいいのか?
「敵後方連絡線の分断による決戦強要」「我が主力の機動の遮蔽」と並べると、
目標、主動(攻勢)、集中、機動、奇襲、統一、経済、保全、簡明と明らかに相性がいい。
となると、この原則を盲信すると、モスクワまで逝って凍死したり、ライプツィッヒで包囲されたり、
ワーテルローで挟撃されたりする運命が待ってるんじゃないか?
ロマンは有るけど、勝ってたころでも、イタリア戦役でもイエナ・アウエルシュタットでも、
かなり賭博要素がでかい。
この原則に国運を賭けて本当にいいのか?
618Taiwan Army Veteran (ワッチョイ ef5d-DfKE)
2017/12/15(金) 19:53:36.59ID:+0FnKH9G0 >>617
ナポレオン > クラウゼヴィッツ > プロイセン=ドイツ > 日本
は戦前の軍事思想の流れであった。
太平洋戦争の戦史を一通り目を通した後、私の個人的感想によれば、日本軍は概ね以下の一言葉で表現できる。
「ヒャア がまんできねぇ 攻撃だ!」
最後の沖縄戦でもそれをやらかした
(元ネタはフロントミッション・ガンハザード)
正直、ドイツと日本陸軍から強い影響を受けた台湾陸軍もこの傾向はあり、私は非常に心配だ。上陸した敵が弱いならばそれほど問題にならないだが。
ナポレオン > クラウゼヴィッツ > プロイセン=ドイツ > 日本
は戦前の軍事思想の流れであった。
太平洋戦争の戦史を一通り目を通した後、私の個人的感想によれば、日本軍は概ね以下の一言葉で表現できる。
「ヒャア がまんできねぇ 攻撃だ!」
最後の沖縄戦でもそれをやらかした
(元ネタはフロントミッション・ガンハザード)
正直、ドイツと日本陸軍から強い影響を受けた台湾陸軍もこの傾向はあり、私は非常に心配だ。上陸した敵が弱いならばそれほど問題にならないだが。
619名無し三等兵 (アウアウイー Sa07-TF8w)
2017/12/15(金) 19:54:52.76ID:DrYeQYwRa しかし逆に賭博要素が薄いが確実性の高い戦略を選択し続けて負けた時に"負けたけどこれが1番確実だったから仕方ない"で済ませていいのか
620名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/15(金) 19:58:48.14ID:4HlJ3iaHa >>616
>人を致いたして人に致いたされず
ルトワックの指摘で、「孫子」は、同一文化圏でしか通用しないおそれがある。
よく知りもしない、知ろうともしない、学習する気もない塞外「蛮族」をどうやって「致す」のか。
それで、結局、三世紀ごろに滅びてしまったし。<中原
相手を「北狄」「西戎」「東夷」「南蛮」とか言ってふんぞり返っている間は理解できんだろう。
チンギス某のOODAループが一方的に回るだけやね。
>人を致いたして人に致いたされず
ルトワックの指摘で、「孫子」は、同一文化圏でしか通用しないおそれがある。
よく知りもしない、知ろうともしない、学習する気もない塞外「蛮族」をどうやって「致す」のか。
それで、結局、三世紀ごろに滅びてしまったし。<中原
相手を「北狄」「西戎」「東夷」「南蛮」とか言ってふんぞり返っている間は理解できんだろう。
チンギス某のOODAループが一方的に回るだけやね。
621Taiwan Army Veteran (ワッチョイ cb7a-DfKE)
2017/12/15(金) 20:04:02.15ID:depK3ooX0 一番の問題は人間の心理?からか、
「主動攻撃以外の方法は主導権を取らない」と信じ込む人が多く、
格闘技、オンラインRTSなどスボーツでもルールの性質上、基本的に攻めを推奨する。
ファビアン戦略ような塩漬けガン守り主義で戦略優位と主導権を維持する戦法は、直感的ではない、批判されやすい。
「主動攻撃以外の方法は主導権を取らない」と信じ込む人が多く、
格闘技、オンラインRTSなどスボーツでもルールの性質上、基本的に攻めを推奨する。
ファビアン戦略ような塩漬けガン守り主義で戦略優位と主導権を維持する戦法は、直感的ではない、批判されやすい。
622Taiwan Army Veteran (ワッチョイ cb7a-DfKE)
2017/12/15(金) 20:06:14.86ID:depK3ooX0 >>620
見方を変えれば寧ろ中原政権は基本的にあのヤバイ人たちの脅威を回避しつつ、数百年分の安定を維持したことが凄いぞ。
見方を変えれば寧ろ中原政権は基本的にあのヤバイ人たちの脅威を回避しつつ、数百年分の安定を維持したことが凄いぞ。
623名無し三等兵 (ワッチョイ 72f7-Me+N)
2017/12/15(金) 20:13:00.11ID:nISZyvJK0 ルトワックの古代史のお話は散々歴史学者からボロクソ言われてるから注意して引用すべきなんだよなあ
624名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/15(金) 20:13:19.48ID:4HlJ3iaHa625Taiwan Army Veteran (ワッチョイ cb7a-DfKE)
2017/12/15(金) 20:16:27.29ID:depK3ooX0 そもそも自動車が発明された以前の中央アジア環境では、基本的に農業民族に不利すぎる、
馬に乗り慣れた人以外で誰も馬に乗り慣れた人に勝ってない。
戦術以前に馬が足りないと兵站が問題になる、馬が兵站に回すと戦闘部隊の馬が足りないと戦術は依然的に不利すぎる。
結局、中央アジア環境で騎馬民族と戦いなら、大半は馬という戦略兵器の獲得問題に尽きる。
一応言っとくが、中国北方の騎兵部隊は伝統的にそこそこ強いぞ、しかし相手が悪い。
馬に乗り慣れた人以外で誰も馬に乗り慣れた人に勝ってない。
戦術以前に馬が足りないと兵站が問題になる、馬が兵站に回すと戦闘部隊の馬が足りないと戦術は依然的に不利すぎる。
結局、中央アジア環境で騎馬民族と戦いなら、大半は馬という戦略兵器の獲得問題に尽きる。
一応言っとくが、中国北方の騎兵部隊は伝統的にそこそこ強いぞ、しかし相手が悪い。
626Taiwan Army Veteran (ワッチョイ ef06-DfKE)
2017/12/15(金) 20:31:11.43ID:xmrsSUHN0 >>624
代価が多いだけど、
陸戦は持久し続けてで敵の艦隊を撃破してや消耗させ続ける泥試合に持ち込むでも勝ってる。
イギリス人はエジプトでこの戦略によってナポレオンを勝った。
上陸戦の悪夢で有名なガリポリはこのパターン。WW2のイタリア戦線でも泥試合になった。
特に頼れる援軍があれば陸地に篭城するのは有効だ。
代価が多いだけど、
陸戦は持久し続けてで敵の艦隊を撃破してや消耗させ続ける泥試合に持ち込むでも勝ってる。
イギリス人はエジプトでこの戦略によってナポレオンを勝った。
上陸戦の悪夢で有名なガリポリはこのパターン。WW2のイタリア戦線でも泥試合になった。
特に頼れる援軍があれば陸地に篭城するのは有効だ。
627Taiwan Army Veteran (ワッチョイ ef06-DfKE)
2017/12/15(金) 20:33:29.24ID:xmrsSUHN0628Taiwan Army Veteran (ワッチョイ ef06-DfKE)
2017/12/15(金) 21:04:33.34ID:xmrsSUHN0 現代風で言えば、陸上部隊は陣地を作って篭城する、そして空中と陸地から対艦ミサイルを撃ち続けて、敵の艦隊とくに補給艦を消耗させつづければ、泥試合になる。
そこで強力な援軍艦隊(アメリカ軍)が来てくれれば勝てる。
フォークランド戦争の時に、イギリス軍のヘリ輸送艦がやられて、ヘリが足りなく空輸できないため、最終段階で陸上部隊の兵站がかなり厳しい状況になった。
海軍が仕事しない、さらに戦場はアルゼンチン本土からは遠いのため、空軍は仕事しても限界はあったのことは、アルゼンチンの敗因だ。
しかし持久戦を取るには士気が重要だ。短期的水際決戦はわかりやすく、国土が受ける損害も少ないため、政治に有利である。
そこで強力な援軍艦隊(アメリカ軍)が来てくれれば勝てる。
フォークランド戦争の時に、イギリス軍のヘリ輸送艦がやられて、ヘリが足りなく空輸できないため、最終段階で陸上部隊の兵站がかなり厳しい状況になった。
海軍が仕事しない、さらに戦場はアルゼンチン本土からは遠いのため、空軍は仕事しても限界はあったのことは、アルゼンチンの敗因だ。
しかし持久戦を取るには士気が重要だ。短期的水際決戦はわかりやすく、国土が受ける損害も少ないため、政治に有利である。
629名無し三等兵 (アウアウイー Sa07-TF8w)
2017/12/15(金) 21:10:40.24ID:DrYeQYwRa631Taiwan Army Veteran (ワッチョイ ef06-DfKE)
2017/12/15(金) 21:50:39.75ID:xmrsSUHN0 >>629
イタリア戦線の枢軸軍大局的に負けたのは仕方ないだけど、後退しつつも投降まで組織的抵抗を維持し続けた、その時間は1943年7月9日 - 1945年5月2日、二年に近い。
連合軍の兵力はかなり釘付けされた、戦争が長くなった要因の一つだ。(しかし後で東ドイツの赤化に繋がった)
イタリア政府が降伏しなかればもっと激しい戦いになる可能性さえある。(イタリアの貴重文化財は壊滅されるだが)
軍事的に、負け戦の中でかなりマシな戦線と思う。
それ以外、上陸支援中の艦隊は動けない攻撃されやすいであるため、連合軍艦隊はフリッツXを食らって損害が出た。
イタリア戦線の枢軸軍大局的に負けたのは仕方ないだけど、後退しつつも投降まで組織的抵抗を維持し続けた、その時間は1943年7月9日 - 1945年5月2日、二年に近い。
連合軍の兵力はかなり釘付けされた、戦争が長くなった要因の一つだ。(しかし後で東ドイツの赤化に繋がった)
イタリア政府が降伏しなかればもっと激しい戦いになる可能性さえある。(イタリアの貴重文化財は壊滅されるだが)
軍事的に、負け戦の中でかなりマシな戦線と思う。
それ以外、上陸支援中の艦隊は動けない攻撃されやすいであるため、連合軍艦隊はフリッツXを食らって損害が出た。
632トルエン大尉 (ワッチョイ 9212-iA8U)
2017/12/16(土) 07:46:05.42ID:zvhWExjH0 >>611
>某陸自は、防勢では「主動性奪回する」という立場。
教範類には、防御においても受動に陥ることなく主動性を発揮して、と書いてある物が多いと思うのだが?
それと図上戦術は判断力を醸成するためのものだけど、攻撃、防御の選択は本来は「任務」による。
主導権とは実はあまり関係が無い。主導権が関係してくるのは遭遇戦の場合。
>某陸自は、防勢では「主動性奪回する」という立場。
教範類には、防御においても受動に陥ることなく主動性を発揮して、と書いてある物が多いと思うのだが?
それと図上戦術は判断力を醸成するためのものだけど、攻撃、防御の選択は本来は「任務」による。
主導権とは実はあまり関係が無い。主導権が関係してくるのは遭遇戦の場合。
633トルエン大尉 (ワッチョイ 9212-iA8U)
2017/12/16(土) 07:49:41.42ID:zvhWExjH0 >>618
>ヒャア がまんできねぇ 攻撃だ!」
これは陸軍士官学校、陸軍大学の戦術教育がそうだから。
攻撃=合格
防御=不合格
退却=落第
で若い頃から叩き込まれているので。当然の帰結。
台湾の場合、防御戦をする地積が小さいのが問題なのでは?
敵を海岸で追い落とさないと内部のインフラが破壊されてしまう。
>ヒャア がまんできねぇ 攻撃だ!」
これは陸軍士官学校、陸軍大学の戦術教育がそうだから。
攻撃=合格
防御=不合格
退却=落第
で若い頃から叩き込まれているので。当然の帰結。
台湾の場合、防御戦をする地積が小さいのが問題なのでは?
敵を海岸で追い落とさないと内部のインフラが破壊されてしまう。
634Taiwan Army Veteran (ワッチョイ cbda-DfKE)
2017/12/16(土) 10:50:29.48ID:coP1f5FH0 >>633
>>敵を海岸で追い落とさないと内部のインフラが破壊されてしまう。
その通りである。
政治的に中小国が洋上決戦、水際決戦や国境決戦以外で選択の余地は少ない。
しかし台湾の場合、機械化部隊による水際決戦が失敗した場合、パニックによる総崩れが起こらないなら、直ちに市街戦の泥試合に突入する。
ここから問題になるのはやはり一般歩兵の士気と錬度だ。正直台湾陸軍でこれに関してあまり良くない、最近改善されつつあるが、海軍陸戦隊と比べればかなり落ち目である。
理由の一つは陸軍は伝統的に重装備重視の風気があって、歩兵の訓練はあまり重視されない。
私個人の持論は、現代陸戦で自軍の装甲部隊が劣っても歩兵が優れば持ち堪える、しかし装甲部隊が優っても歩兵が劣れば総崩れる。
歩のない将棋は負け将棋の理屈だ。
>>敵を海岸で追い落とさないと内部のインフラが破壊されてしまう。
その通りである。
政治的に中小国が洋上決戦、水際決戦や国境決戦以外で選択の余地は少ない。
しかし台湾の場合、機械化部隊による水際決戦が失敗した場合、パニックによる総崩れが起こらないなら、直ちに市街戦の泥試合に突入する。
ここから問題になるのはやはり一般歩兵の士気と錬度だ。正直台湾陸軍でこれに関してあまり良くない、最近改善されつつあるが、海軍陸戦隊と比べればかなり落ち目である。
理由の一つは陸軍は伝統的に重装備重視の風気があって、歩兵の訓練はあまり重視されない。
私個人の持論は、現代陸戦で自軍の装甲部隊が劣っても歩兵が優れば持ち堪える、しかし装甲部隊が優っても歩兵が劣れば総崩れる。
歩のない将棋は負け将棋の理屈だ。
635Taiwan Army Veteran (ワッチョイ cbda-DfKE)
2017/12/16(土) 11:12:09.04ID:coP1f5FH0 ちなみに台湾の地形で、戦術的に、砲兵観測所になる沿岸部諸高地が攻防の重点になる。
沿岸への反撃、市街地の制圧、両方ともに沿岸部諸高地の制圧は不可欠だ。
中国軍のヘリボーン部隊は多分最初からそれを目指して殺してくるだろう、解放軍の上陸演習でそれらしい動きがあった。
(台湾軍はたくさんの対空ミサイルあるが、レーダーがゲリラコマンド攻撃、サイバー攻撃、EMPなどに無力化される可能性はある)
陸戦に入ると、どんな展開であっても、歩兵同士による地獄染みな高地戦闘は避けられないと私が考える。
そこでも台湾陸軍歩兵の錬度が心配だ。
沿岸への反撃、市街地の制圧、両方ともに沿岸部諸高地の制圧は不可欠だ。
中国軍のヘリボーン部隊は多分最初からそれを目指して殺してくるだろう、解放軍の上陸演習でそれらしい動きがあった。
(台湾軍はたくさんの対空ミサイルあるが、レーダーがゲリラコマンド攻撃、サイバー攻撃、EMPなどに無力化される可能性はある)
陸戦に入ると、どんな展開であっても、歩兵同士による地獄染みな高地戦闘は避けられないと私が考える。
そこでも台湾陸軍歩兵の錬度が心配だ。
636トルエン大尉 (ワッチョイ 9212-iA8U)
2017/12/16(土) 14:19:01.42ID:zvhWExjH0637名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/16(土) 14:38:36.30ID:HL4jG0t6a >>632
>防御における主動
各種手段で受動の不利を克服し主動性の奪回を図る、
情報活動により敵の動向を察知し、
奇襲的な火力、機動打撃によって云々
これ単体では、間違ではないと思うが、攻撃との比較で、例えばクラウゼヴィッツの立場だと、
防御側は、そもそも戦場の前方地域に事前準備として警戒監視網を構築できるから情報面でも有利、
奇襲の機会も十分にある、その利点を活用せよ。受動の不利?と、なるやに思う。
その戦史上の裏付は、クロアチア猟兵(バンドゥール)やハンガリー軽騎兵(フサール)の
警戒監視スクリーンで
フリードリヒ大王の攻撃機動が補足され、ダウンの防御火網に何回もなぎ倒された事実がある、
とは、プロイセン王国の忠臣として露骨には書けない、けど書きたい、
と、いう苦心を察すると二倍面白いです。<戦争論
本質は、大王の用兵にかなり批判的。
>防御における主動
各種手段で受動の不利を克服し主動性の奪回を図る、
情報活動により敵の動向を察知し、
奇襲的な火力、機動打撃によって云々
これ単体では、間違ではないと思うが、攻撃との比較で、例えばクラウゼヴィッツの立場だと、
防御側は、そもそも戦場の前方地域に事前準備として警戒監視網を構築できるから情報面でも有利、
奇襲の機会も十分にある、その利点を活用せよ。受動の不利?と、なるやに思う。
その戦史上の裏付は、クロアチア猟兵(バンドゥール)やハンガリー軽騎兵(フサール)の
警戒監視スクリーンで
フリードリヒ大王の攻撃機動が補足され、ダウンの防御火網に何回もなぎ倒された事実がある、
とは、プロイセン王国の忠臣として露骨には書けない、けど書きたい、
と、いう苦心を察すると二倍面白いです。<戦争論
本質は、大王の用兵にかなり批判的。
638名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/16(土) 14:53:11.36ID:HL4jG0t6a 「主動」は「攻勢」の変形なんで、あえて「イニシアチブ」というが、
戦いは意志の激突なんで、陣地攻撃vs.防御でもどちらの意志が貫徹されてるかで客観的に判断できる。
押されてる方は転用だの再編成だの攻撃方向変更だの混乱し、外面的にもイニシアチブを喪失してることが分かる。
戦いは意志の激突なんで、陣地攻撃vs.防御でもどちらの意志が貫徹されてるかで客観的に判断できる。
押されてる方は転用だの再編成だの攻撃方向変更だの混乱し、外面的にもイニシアチブを喪失してることが分かる。
639名無し三等兵 (ワッチョイ d69f-mLIQ)
2017/12/16(土) 15:04:48.82ID:bDdRHWXf0 台湾って地籍がそこまでないいめーじで
市街戦をしないための台湾軍の前進防御があると考えると
第一波の上陸部隊ってそんなに大きくできない代わりに複数地点に同時に上陸しかける気がする
そうすると台湾としては同時に全部対処できずに市街地をいくつか奪われることになりかねない
西側の都市全部に少数でも張り付けた部隊が居ないと持久で時間を稼いだうえ
小規模な上陸地点を片っ端からつぶしていくしかないような気がする
機動部隊1個と各地域に張り付けの歩兵連隊のような形で配置する
前面の部隊が内陸にいけないなら最悪レーダーがやられても米軍の航空隊が居ればなんとか
前方に重心を置く形にならざるを得ないと勝手に予想している
市街戦をしないための台湾軍の前進防御があると考えると
第一波の上陸部隊ってそんなに大きくできない代わりに複数地点に同時に上陸しかける気がする
そうすると台湾としては同時に全部対処できずに市街地をいくつか奪われることになりかねない
西側の都市全部に少数でも張り付けた部隊が居ないと持久で時間を稼いだうえ
小規模な上陸地点を片っ端からつぶしていくしかないような気がする
機動部隊1個と各地域に張り付けの歩兵連隊のような形で配置する
前面の部隊が内陸にいけないなら最悪レーダーがやられても米軍の航空隊が居ればなんとか
前方に重心を置く形にならざるを得ないと勝手に予想している
640名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/16(土) 15:06:09.49ID:HL4jG0t6a >>634
綺麗かもしれんが、台湾の地理的条件下でも、どの兵科がどうとか意味あるか?
心臓は大事だが、肝臓や腎臓は要らないとかあり得ん。
歩兵が戦闘陣地で阻止するなら、その前面には当然砲兵の火網がいる。
翼側、間隙の処置、逆襲に当然、機甲が必要。
モータリーゼーションの時代に歩兵が背負う装備だけで戦うのかよ、とか。
全兵科必要。全兵科。
綺麗かもしれんが、台湾の地理的条件下でも、どの兵科がどうとか意味あるか?
心臓は大事だが、肝臓や腎臓は要らないとかあり得ん。
歩兵が戦闘陣地で阻止するなら、その前面には当然砲兵の火網がいる。
翼側、間隙の処置、逆襲に当然、機甲が必要。
モータリーゼーションの時代に歩兵が背負う装備だけで戦うのかよ、とか。
全兵科必要。全兵科。
641Taiwan Army Veteran (ワッチョイ cf43-DfKE)
2017/12/16(土) 17:41:58.91ID:JMcRPKoU0 >>636 >>639-640
攻撃ヘリに支援された機械化部隊の逆襲によって敵の本格上陸地点を速やかに潰すのが台湾陸軍の基本的方針である。昔読んだ紹介本によれば陸自と大して変わらないと思う。
しかし敵のゲリラコマンド攻撃と陽動作戦を対処するために、歩兵の量が必要だ。
そこで機動防御の要領に従って、まず沿岸部に動員された予備役で構成する守備旅団を配備して警戒に当たる。敵の主攻上陸地点を判明した後から、常備軍の機械化部隊で逆襲を実行するのだ。
だが私から見ればこの想定に二つの問題が浮上する。
一つ目は動員が間に合うかとかの問題だ。総動員命令自体は敏感な政治問題で、簡単に下すものではない。政府が判断を審議する間で奇襲されたら、歩兵の量は足りない。
二つ目は守備旅団の歩兵達の大半は現役時代でもあまりよく訓練さてていない。動員が間に合うでも、守備旅団が敵のゲリラコマンド攻撃と陽動作戦だけで総崩れになったら、寧ろ短期的には混乱を拡大する有害な存在だ。
さらに前で私が言った、仮に機械化部隊による逆襲が失敗した場合、今度は守備旅団を泥試合の市街戦と高地戦に投入しなければならない。ここからは歩兵訓練の質が大いに響くだろう。
現時点で台湾陸軍の上層部は動員守備旅団を弾除けとしか考えない節がある、現役の間でも訓練はかなり古いかつ適当であり、予備役の訓練招集もほぼ形だけの物。
勿論、民衆の中で兵役と訓練招集嫌いの人が存在している、しかし腐りかけた陸軍のやる気無さでも深刻な問題だ。
一応、台湾軍は目で見える重装備を買う「モデラ屋」気質ため、対空システムなどハイテク装備と重装備は悪くない。弾薬の貯蓄でもそこそこある。
攻撃ヘリに支援された機械化部隊の逆襲によって敵の本格上陸地点を速やかに潰すのが台湾陸軍の基本的方針である。昔読んだ紹介本によれば陸自と大して変わらないと思う。
しかし敵のゲリラコマンド攻撃と陽動作戦を対処するために、歩兵の量が必要だ。
そこで機動防御の要領に従って、まず沿岸部に動員された予備役で構成する守備旅団を配備して警戒に当たる。敵の主攻上陸地点を判明した後から、常備軍の機械化部隊で逆襲を実行するのだ。
だが私から見ればこの想定に二つの問題が浮上する。
一つ目は動員が間に合うかとかの問題だ。総動員命令自体は敏感な政治問題で、簡単に下すものではない。政府が判断を審議する間で奇襲されたら、歩兵の量は足りない。
二つ目は守備旅団の歩兵達の大半は現役時代でもあまりよく訓練さてていない。動員が間に合うでも、守備旅団が敵のゲリラコマンド攻撃と陽動作戦だけで総崩れになったら、寧ろ短期的には混乱を拡大する有害な存在だ。
さらに前で私が言った、仮に機械化部隊による逆襲が失敗した場合、今度は守備旅団を泥試合の市街戦と高地戦に投入しなければならない。ここからは歩兵訓練の質が大いに響くだろう。
現時点で台湾陸軍の上層部は動員守備旅団を弾除けとしか考えない節がある、現役の間でも訓練はかなり古いかつ適当であり、予備役の訓練招集もほぼ形だけの物。
勿論、民衆の中で兵役と訓練招集嫌いの人が存在している、しかし腐りかけた陸軍のやる気無さでも深刻な問題だ。
一応、台湾軍は目で見える重装備を買う「モデラ屋」気質ため、対空システムなどハイテク装備と重装備は悪くない。弾薬の貯蓄でもそこそこある。
642名無し三等兵 (アウアウイー Sa07-TF8w)
2017/12/16(土) 18:12:01.49ID:NWIZ/NyXa 台湾に限定された話しかしないなら台湾軍スレとかでやれ
興味無い
興味無い
643Taiwan Army Veteran (ワッチョイ cf43-DfKE)
2017/12/16(土) 19:05:59.31ID:JMcRPKoU0 それもそうだな。
最後に一つ、台湾のサイズは九州と大差ないので、想定したシナリオを無理矢理に九州に適用すればこんな感じ(自衛隊を舐める意思はない):
1.謎の武装団体が福岡空港と福岡市役所を占拠した、さらにレーダー基地が襲撃を受けた。
2.明らかに釣りだ、しかし無視できない、普通科連隊一つだけで対応しよ。
3.敵が予想以上に手練れ、普通科連隊一つだけでは対応しきれない、増援は要請される。
4.増援を送る、さらに建物潰しに戦車大隊出動。
5.敵の大部隊が長崎に上陸する模様。予備の機甲部隊を長崎に向う。
6.長崎も釣り、敵の大部隊が鹿児島に上陸した。
7.機甲部隊を鹿児島に向う、しかし敵の橋頭堡が拡大中。
8.敵歩兵の対戦車能力が予想以上に高い、さらに敵の海空攻撃を受けて、機甲部隊が壊滅された。
9.普通科戦力を掻き集めて熊本市街地で阻止線を張るしかない。
未確認の報道によれば、中国軍の上陸可能戦力を現実の倍以上に想定したが、上の1-7は台湾軍のコンピューター演習で実現されたことがある。(上陸側の指揮官は高級教官という)。
8と9は中国軍の対戦車能力を見れば可能性は高いと私が考える。
最後に一つ、台湾のサイズは九州と大差ないので、想定したシナリオを無理矢理に九州に適用すればこんな感じ(自衛隊を舐める意思はない):
1.謎の武装団体が福岡空港と福岡市役所を占拠した、さらにレーダー基地が襲撃を受けた。
2.明らかに釣りだ、しかし無視できない、普通科連隊一つだけで対応しよ。
3.敵が予想以上に手練れ、普通科連隊一つだけでは対応しきれない、増援は要請される。
4.増援を送る、さらに建物潰しに戦車大隊出動。
5.敵の大部隊が長崎に上陸する模様。予備の機甲部隊を長崎に向う。
6.長崎も釣り、敵の大部隊が鹿児島に上陸した。
7.機甲部隊を鹿児島に向う、しかし敵の橋頭堡が拡大中。
8.敵歩兵の対戦車能力が予想以上に高い、さらに敵の海空攻撃を受けて、機甲部隊が壊滅された。
9.普通科戦力を掻き集めて熊本市街地で阻止線を張るしかない。
未確認の報道によれば、中国軍の上陸可能戦力を現実の倍以上に想定したが、上の1-7は台湾軍のコンピューター演習で実現されたことがある。(上陸側の指揮官は高級教官という)。
8と9は中国軍の対戦車能力を見れば可能性は高いと私が考える。
644名無し三等兵 (ワッチョイ c623-UWSj)
2017/12/16(土) 20:45:15.12ID:m5nmkhrK0 >>642
島嶼防衛というところは日本にも適応可能だよ。
島嶼防衛というところは日本にも適応可能だよ。
645名無し三等兵 (ワッチョイ 1ee3-QTh5)
2017/12/16(土) 20:47:34.56ID:MJK02F2a0 >>643
地理的なスケールだとそういう想定になるのだろうけど、台湾と九州では陸上戦力の量と密度が大きく違うというのが少々ネックかも知れない
地理的なスケールだとそういう想定になるのだろうけど、台湾と九州では陸上戦力の量と密度が大きく違うというのが少々ネックかも知れない
646Taiwan Army Veteran (ワッチョイ cf43-DfKE)
2017/12/16(土) 21:31:33.65ID:JMcRPKoU0 >>645
九州の西部方面隊だけと比べれば台湾の陸上戦力の量と密度は陸自より高い。
一番の問題やはり中国の上陸戦力増加速度。現時点で解放軍は陸海空戦力を揃えば最大2-3師団を上陸して、さらにその兵站を維持可能だ。十年後はさらに増えるだろう。
現時点でアメリカ軍を計算から抜けば、損害が大きいと思うが中国の上陸戦力は沖縄を落すことは十分に可能だ。
解放軍はどう動くが分からないが、攻撃側の主動優勢を利用して、二重三重の陽動作戦を仕掛けて来る可能性が極めて高い
例えば沖縄県の離島を二、三個占拠して自衛隊の即応部隊と上陸戦部隊を釣り出せ、さらに海空決戦で勝てば、沖縄本島は奪え易くなる。
自衛隊がそれを嫌で出撃したくないでも、世論に不利だ。
九州の西部方面隊だけと比べれば台湾の陸上戦力の量と密度は陸自より高い。
一番の問題やはり中国の上陸戦力増加速度。現時点で解放軍は陸海空戦力を揃えば最大2-3師団を上陸して、さらにその兵站を維持可能だ。十年後はさらに増えるだろう。
現時点でアメリカ軍を計算から抜けば、損害が大きいと思うが中国の上陸戦力は沖縄を落すことは十分に可能だ。
解放軍はどう動くが分からないが、攻撃側の主動優勢を利用して、二重三重の陽動作戦を仕掛けて来る可能性が極めて高い
例えば沖縄県の離島を二、三個占拠して自衛隊の即応部隊と上陸戦部隊を釣り出せ、さらに海空決戦で勝てば、沖縄本島は奪え易くなる。
自衛隊がそれを嫌で出撃したくないでも、世論に不利だ。
647Taiwan Army Veteran (ワッチョイ cf43-DfKE)
2017/12/16(土) 21:52:34.79ID:JMcRPKoU0 軍事理論の話をすれば、攻撃側はある程度「交戦の地点と時間」を選択する自由はある。
陽動を活用して守備側の隙を作れば、さらに攻撃しやすくなる。
スポーツ用語でのフェイントだ。
史実でドイツ軍は1940年でフランスとイギリス軍を騙したが、1944年で逆に連合軍に騙された。
機動戦の要領の一つは敵の隙を作って、見付けて、それにつけ込むこと、つまり騙し合いは割りと重要だ。
陽動を活用して守備側の隙を作れば、さらに攻撃しやすくなる。
スポーツ用語でのフェイントだ。
史実でドイツ軍は1940年でフランスとイギリス軍を騙したが、1944年で逆に連合軍に騙された。
機動戦の要領の一つは敵の隙を作って、見付けて、それにつけ込むこと、つまり騙し合いは割りと重要だ。
648Taiwan Army Veteran (ワッチョイ cf43-DfKE)
2017/12/16(土) 22:05:26.84ID:JMcRPKoU0 機動戦の実践例の一つとして知られた、1991年湾岸戦争の「砂漠の剣」作戦では、
ノーマン・シュワルツコフ将軍は上陸部隊を陽動に使えて、イラク軍をクウェート領内に集中させた。
そこから有名な「シュワルツコフの左フック」攻勢を出して、イラク軍の退路を断った。
慌ててクウェート領内の陣地を放棄して後退したイラク軍が、空爆と機甲部隊の餌食になった。
このケースは陽動作戦の効果を説明する好例だ。
ノーマン・シュワルツコフ将軍は上陸部隊を陽動に使えて、イラク軍をクウェート領内に集中させた。
そこから有名な「シュワルツコフの左フック」攻勢を出して、イラク軍の退路を断った。
慌ててクウェート領内の陣地を放棄して後退したイラク軍が、空爆と機甲部隊の餌食になった。
このケースは陽動作戦の効果を説明する好例だ。
649名無し三等兵 (スップ Sd52-3jz0)
2017/12/17(日) 00:33:13.35ID:InV5hsJLd 台湾の兵力は素直に羨ましいわ
ただし戦闘機は経国とF-16V(今後は)が主力、潜水艦は稼動艦が2隻しかなく国内開発はスタートしたばかりで白紙同然、戦車は目も当てられない状況、
SAMは国産化は割りかし頑張ってる方だが、天弓シリーズはフェイズドアレイレーダーやシーカー周りを見るとPAC-2の台湾版といった感が拭えない
AHもアパッチガーディアン買うよりもっとローエンド機で済まして、浮いた金を他に充てるべきだったろう
以上はあくまで代表例だけど、台湾軍の技術的なハンディキャップについては早急になんとかすべきかと
ただし戦闘機は経国とF-16V(今後は)が主力、潜水艦は稼動艦が2隻しかなく国内開発はスタートしたばかりで白紙同然、戦車は目も当てられない状況、
SAMは国産化は割りかし頑張ってる方だが、天弓シリーズはフェイズドアレイレーダーやシーカー周りを見るとPAC-2の台湾版といった感が拭えない
AHもアパッチガーディアン買うよりもっとローエンド機で済まして、浮いた金を他に充てるべきだったろう
以上はあくまで代表例だけど、台湾軍の技術的なハンディキャップについては早急になんとかすべきかと
650名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/17(日) 00:49:28.33ID:WDcU+WSp0 白書の通り、一番衝撃的なのは第4世代戦闘機で支那側に台湾の二倍の航空優勢はあることだな。
台湾の場合、ショアtoショアで上陸できるから、かなり致命的。
F-16vが間に合うかだね。
日本の場合は、いくら支那でも船団組まざるを得ないので、まだ限定的。
懸念されるるのは台湾への侵攻が始まった場合の沖縄とれ連絡線ぶんだん
台湾の場合、ショアtoショアで上陸できるから、かなり致命的。
F-16vが間に合うかだね。
日本の場合は、いくら支那でも船団組まざるを得ないので、まだ限定的。
懸念されるるのは台湾への侵攻が始まった場合の沖縄とれ連絡線ぶんだん
651名無し三等兵 (ワッチョイ 9e95-GxS9)
2017/12/17(日) 01:06:44.36ID:phQZt2z70 >>642
地積の点で台湾の方が日本より分が悪いとは言え、想定に対する対処の仕方を考える事は、将来起こり得る日本領土侵略に対する演習にもなろうよ
地積の点で台湾の方が日本より分が悪いとは言え、想定に対する対処の仕方を考える事は、将来起こり得る日本領土侵略に対する演習にもなろうよ
652名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6d+0)
2017/12/17(日) 07:09:45.46ID:KwmqnPxKa ケーススタディとして使える外国の例として、これ以上の国はないだろ。しかも対象国がうちと同じ点も素晴らしい
653名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/17(日) 07:16:55.83ID:WDcU+WSp0654名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/17(日) 07:49:04.67ID:WDcU+WSp0 >>623
>ルトワックへの歴史学・社会学からの批判
「レイシズム」と叩かれて、かなり本人もげんなりしてるそうですな。
先に亡くなったサミュエル・ハンチントも。
リアリズムの学者にそれを言うかと。
このポリティカルコレクトネスに犯されて脳死しつつある現状が、
真に革新的な研究が、アメリカ・イギリス・フランスからイスラエルに移りつつあると思われる左証。
エマニュエル・トッドは、ユダヤ系が金髪の白人女にモテないのは、ゲルマンやアングロサクソンの家族構成のせいだという。
んなわけ無いだろう。まず、鏡みろよと言いたい。
日本人も海外で全くモテませんが、それは平均的にチビでセックスアピールが無いリアルのせいで、
家族構成だのレイシズムのせいにしてもしょうがない。
>ルトワックへの歴史学・社会学からの批判
「レイシズム」と叩かれて、かなり本人もげんなりしてるそうですな。
先に亡くなったサミュエル・ハンチントも。
リアリズムの学者にそれを言うかと。
このポリティカルコレクトネスに犯されて脳死しつつある現状が、
真に革新的な研究が、アメリカ・イギリス・フランスからイスラエルに移りつつあると思われる左証。
エマニュエル・トッドは、ユダヤ系が金髪の白人女にモテないのは、ゲルマンやアングロサクソンの家族構成のせいだという。
んなわけ無いだろう。まず、鏡みろよと言いたい。
日本人も海外で全くモテませんが、それは平均的にチビでセックスアピールが無いリアルのせいで、
家族構成だのレイシズムのせいにしてもしょうがない。
655Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 1f98-DfKE)
2017/12/17(日) 09:02:08.05ID:NQzva7Fj0 >>653
>>ハードウェアーが無いと訓練できない砲兵、戦車と違って歩兵の訓練は制約が少なかろう。
まったくその通りである、今の時代で戦闘機、ヘリや戦車を数十機購入する費用と比べれば、歩兵二十万人の装備と訓練を改善する費用は高くとはいえない。
その通りであるが、欧米を含めて、歩兵は地味故に、2000年代の対テロ戦争以前の時代で、特殊戦と海兵隊以外の領域であまり重視されない。ハイテク重装備と比べればプロパガンダ広報効果もよくない。
現に軍オタは本能的に戦車や戦闘機など重装備のスペックを比較するが(これは批判ではない、私もする)、歩兵を比較することは少なく、技術的にも困難だ
そのために冷戦時代で歩兵科に配属された士官人材は基本的に、学力はなく成績が悪い人、食い扶持を稼ぐために入隊しただけで上昇志向が低い人が多く、比較的に優秀な人材でも体育会系の脳筋タイプが多い。
私が読んだ欧米軍事本《On infantry》さえ、良い人材は歩兵に配属されないの件について文句を言った。(原作初版発行は1984年、対テロ戦争時代でその警告が現実になった)
失礼ながら、私の調べる限り、一昔の自衛隊隊員でもそうな感じの人が多いらしい。
台湾陸軍において、前ネット時代で入隊したおっさん達今は上層部の偉い人だ。歩兵科は基本的に体育会系社会、比較的頭がいいタイプは教官クラスの佐官止まり、
将官になる人の中でやる気あるじいさんでも古いやり方しか知らない故に、訓練を強化しても前時代的方向に向った。
その他は半分予算争いと見栄えのために、とりあえず航空科と装甲科に負けないようにアメリカ陸軍に習って重装備を買う。今に至る。
同じ歩兵科でも空挺部隊と特殊戦部隊の人は比較的にレベル高いが、人数が少なく、対テロ戦争以前の時代で発言力が弱い。
台湾海軍陸戦隊は海軍所属故に管理は比較的科学であり、アメリカ海兵隊先生との繋がりが強い、直接な指導も受けるらしい、伝統的に歩兵訓練を重視している。
陸上自衛隊の歴史を詳しく知らないが、冷戦時代で普通科も今と比べれば軽視されたらしい?これは陸自の歴史に詳しい人に聞きたい。
冷戦時代で、予算制限が比較的厳しいとはいえ日本は経済大国、それに志願制で兵員数が比較的少ないにも関わらず、先進国軍隊の中で陸自普通科のAPC装備率は特に低い、機械化志向が低いようにに見える。
>>ハードウェアーが無いと訓練できない砲兵、戦車と違って歩兵の訓練は制約が少なかろう。
まったくその通りである、今の時代で戦闘機、ヘリや戦車を数十機購入する費用と比べれば、歩兵二十万人の装備と訓練を改善する費用は高くとはいえない。
その通りであるが、欧米を含めて、歩兵は地味故に、2000年代の対テロ戦争以前の時代で、特殊戦と海兵隊以外の領域であまり重視されない。ハイテク重装備と比べればプロパガンダ広報効果もよくない。
現に軍オタは本能的に戦車や戦闘機など重装備のスペックを比較するが(これは批判ではない、私もする)、歩兵を比較することは少なく、技術的にも困難だ
そのために冷戦時代で歩兵科に配属された士官人材は基本的に、学力はなく成績が悪い人、食い扶持を稼ぐために入隊しただけで上昇志向が低い人が多く、比較的に優秀な人材でも体育会系の脳筋タイプが多い。
私が読んだ欧米軍事本《On infantry》さえ、良い人材は歩兵に配属されないの件について文句を言った。(原作初版発行は1984年、対テロ戦争時代でその警告が現実になった)
失礼ながら、私の調べる限り、一昔の自衛隊隊員でもそうな感じの人が多いらしい。
台湾陸軍において、前ネット時代で入隊したおっさん達今は上層部の偉い人だ。歩兵科は基本的に体育会系社会、比較的頭がいいタイプは教官クラスの佐官止まり、
将官になる人の中でやる気あるじいさんでも古いやり方しか知らない故に、訓練を強化しても前時代的方向に向った。
その他は半分予算争いと見栄えのために、とりあえず航空科と装甲科に負けないようにアメリカ陸軍に習って重装備を買う。今に至る。
同じ歩兵科でも空挺部隊と特殊戦部隊の人は比較的にレベル高いが、人数が少なく、対テロ戦争以前の時代で発言力が弱い。
台湾海軍陸戦隊は海軍所属故に管理は比較的科学であり、アメリカ海兵隊先生との繋がりが強い、直接な指導も受けるらしい、伝統的に歩兵訓練を重視している。
陸上自衛隊の歴史を詳しく知らないが、冷戦時代で普通科も今と比べれば軽視されたらしい?これは陸自の歴史に詳しい人に聞きたい。
冷戦時代で、予算制限が比較的厳しいとはいえ日本は経済大国、それに志願制で兵員数が比較的少ないにも関わらず、先進国軍隊の中で陸自普通科のAPC装備率は特に低い、機械化志向が低いようにに見える。
656Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 1f98-DfKE)
2017/12/17(日) 09:08:37.64ID:NQzva7Fj0 対テロ戦争以降の時代で歩兵の重要性は周知された。歩兵自体の限界はあるが、重装備の支援さえ受ければ、機械化や自動車化された歩兵の汎用性と柔軟性はあらゆる戦況に対応できる。
しかしこれはここ最近十五年くらいのことで、さらに対テロ戦争での戦闘規模が小さく、伝統アプローチのハイテク重装備重視派はその経験が未来戦争に通用するかとかに懐疑的だ。
(予算と利権争いもある)
空軍の話だけど、例えば最近のCAS支援用OA-X計画に対して、USAFの中でも懐疑論者が多く、未来戦争での生存性と拡張性について特に批判された。
欧米陸軍の中でもウクライナとシリアの戦争から見えたロシアの脅威を受けて、次世代機械化部隊の在り方について論争を始めた。
しかしこれはここ最近十五年くらいのことで、さらに対テロ戦争での戦闘規模が小さく、伝統アプローチのハイテク重装備重視派はその経験が未来戦争に通用するかとかに懐疑的だ。
(予算と利権争いもある)
空軍の話だけど、例えば最近のCAS支援用OA-X計画に対して、USAFの中でも懐疑論者が多く、未来戦争での生存性と拡張性について特に批判された。
欧米陸軍の中でもウクライナとシリアの戦争から見えたロシアの脅威を受けて、次世代機械化部隊の在り方について論争を始めた。
657Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 1f98-DfKE)
2017/12/17(日) 10:29:17.19ID:NQzva7Fj0 愚痴が多くてすみません。
補足すると、今の時代で歩兵への投資は費用対効果一番高くにも関わらず、歩兵自体は限界ある、さらに軍隊においては3K仕事故に、軍事費用と人材はどうしても別の兵科に流れやすい。
政治家でも政治リスクを回避するために地上歩兵戦闘を避けたいため、軍内部のハイテク派の利益と一致する。ハイテク装備に投資すれば人的損害が減ると信じる人が多く、費用対効果悪くでもそれは事実でもある。
重装備を重視することは間違いとは言えない、それに平和時代でプロパガンダ広報効果が高い、脅しに有効だ。
しかし「何時の何処かで誰とどう戦う」の予想は、軍の方向性を決めるため、状況が予想外の方向に向う時、
場違いな装備と場違いな装備を持って場違いな戦闘に軍を投入したのは歴史上に多くあることだ。
そして陸戦においてそのツケは大抵歩兵が払う。
今の時代でやはり歩兵への未来投資は株価が安定していると私が考える。
補足すると、今の時代で歩兵への投資は費用対効果一番高くにも関わらず、歩兵自体は限界ある、さらに軍隊においては3K仕事故に、軍事費用と人材はどうしても別の兵科に流れやすい。
政治家でも政治リスクを回避するために地上歩兵戦闘を避けたいため、軍内部のハイテク派の利益と一致する。ハイテク装備に投資すれば人的損害が減ると信じる人が多く、費用対効果悪くでもそれは事実でもある。
重装備を重視することは間違いとは言えない、それに平和時代でプロパガンダ広報効果が高い、脅しに有効だ。
しかし「何時の何処かで誰とどう戦う」の予想は、軍の方向性を決めるため、状況が予想外の方向に向う時、
場違いな装備と場違いな装備を持って場違いな戦闘に軍を投入したのは歴史上に多くあることだ。
そして陸戦においてそのツケは大抵歩兵が払う。
今の時代でやはり歩兵への未来投資は株価が安定していると私が考える。
658Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 1f98-DfKE)
2017/12/17(日) 10:32:08.43ID:NQzva7Fj0659Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 1f98-DfKE)
2017/12/17(日) 10:57:53.62ID:NQzva7Fj0 現代において、具体的歩兵戦力向上策は、
近接戦闘訓練の改善
対装甲戦闘能力の改善
通信システムの改善
支援火力システムの充実
戦場医療システムの充実
軽装甲車両の配備
先進偵察機材の導入
民間人との触れ合い方の教育
編成の見直し
など
複雑とは言えないが、歩兵は基本的に人員数が多い故に影響規模が大きく、それにあまり目で見える改革ではないため、改革に抵抗と躊躇する人が多い。
近接戦闘訓練の改善
対装甲戦闘能力の改善
通信システムの改善
支援火力システムの充実
戦場医療システムの充実
軽装甲車両の配備
先進偵察機材の導入
民間人との触れ合い方の教育
編成の見直し
など
複雑とは言えないが、歩兵は基本的に人員数が多い故に影響規模が大きく、それにあまり目で見える改革ではないため、改革に抵抗と躊躇する人が多い。
660名無し三等兵 (ワッチョイ 1298-ncc0)
2017/12/17(日) 12:51:07.43ID:+Dc6gKPq0662Lans ◆cFcS.yrpJw (アークセー Sxc7-qk9N)
2017/12/17(日) 15:47:43.65ID:0EQ5uBrHx >主動の謎
いろいろ判明
陸自においてもイニシアティブは「主導権」が正しく、主動権とか主動と書いてるのは
1)変換ミス
2)本人の勘違い
のいずれか…だそうです。
主動は性質上、攻撃という文字や言葉を気楽に使えない昔の自衛隊が攻撃の言い換えに使っていましたが…
(特車=戦車、攻撃機=支援戦闘機などと同様)
その発音が主導と同じであり、さらに主導奪回の為に攻撃(主動)を強調する場合も多く
次第に内部での使用で混乱が広がって間違って定着してしまった人も多い
という事らしいです・・・orz
自衛隊内では会戦や戦役という言葉が消失し、バトルやキャンペーンの表現に混乱が生じていますが
まあ、これも用語混乱の一例…
(表現の混乱から概念の理解も混乱していく負の連鎖)
いろいろ判明
陸自においてもイニシアティブは「主導権」が正しく、主動権とか主動と書いてるのは
1)変換ミス
2)本人の勘違い
のいずれか…だそうです。
主動は性質上、攻撃という文字や言葉を気楽に使えない昔の自衛隊が攻撃の言い換えに使っていましたが…
(特車=戦車、攻撃機=支援戦闘機などと同様)
その発音が主導と同じであり、さらに主導奪回の為に攻撃(主動)を強調する場合も多く
次第に内部での使用で混乱が広がって間違って定着してしまった人も多い
という事らしいです・・・orz
自衛隊内では会戦や戦役という言葉が消失し、バトルやキャンペーンの表現に混乱が生じていますが
まあ、これも用語混乱の一例…
(表現の混乱から概念の理解も混乱していく負の連鎖)
663Lans ◆cFcS.yrpJw (アークセー Sxc7-qk9N)
2017/12/17(日) 15:54:13.93ID:0EQ5uBrHx 主動による主導性の奪回
↓
しゅどうによるしゅどうせいのだっかい
↓
主動による主動性の奪回
↓
主動の奪回
↓
主動ばんじゃーい
…何、この伝言ゲーム…orz
↓
しゅどうによるしゅどうせいのだっかい
↓
主動による主動性の奪回
↓
主動の奪回
↓
主動ばんじゃーい
…何、この伝言ゲーム…orz
664名無し三等兵 (ワッチョイ 12e3-P3B0)
2017/12/17(日) 18:00:53.33ID:GYL/wC730 昇進試験などで、誤答者を見つけて研修でもするのかしらん
665Lans@外出すまほ (オッペケ Src7-rYHo)
2017/12/17(日) 19:12:18.84ID:FQ+tI9a7r そういう事を昔やらなかったから、間違いが拡散し定着
666名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/17(日) 22:39:10.42ID:WDcU+WSp0 >>661
某自は、上部構造の軍事思想的には防いきおいを推奨しとらんと見ます。専守防衛のクセにね。
ところが、下部構造の防御戦術の実践面はかなり健全んんですな。これが。旧軍に同じく。
クラウゼヴィッツは、防勢
某自は、上部構造の軍事思想的には防いきおいを推奨しとらんと見ます。専守防衛のクセにね。
ところが、下部構造の防御戦術の実践面はかなり健全んんですな。これが。旧軍に同じく。
クラウゼヴィッツは、防勢
667名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/17(日) 22:51:11.02ID:WDcU+WSp0 (再)
>>661
某自は、上部構造の軍事思想的には防勢を推奨しとらんと見ます。専守防衛のクセにね。
ところが、下部構造の防御戦術の実践面はかなり健全なんですな。これが。
旧軍に同じく。
クラウゼヴィッツの立場は、防勢こそ主導(?)を取りやすい、防勢優位説の一環。
>>661
某自は、上部構造の軍事思想的には防勢を推奨しとらんと見ます。専守防衛のクセにね。
ところが、下部構造の防御戦術の実践面はかなり健全なんですな。これが。
旧軍に同じく。
クラウゼヴィッツの立場は、防勢こそ主導(?)を取りやすい、防勢優位説の一環。
668名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/17(日) 23:03:40.70ID:WDcU+WSp0 「原則図示」を、より摩擦が多い「想定・図戦」の上位に置いている意味が分からん。
「何とかの原則を図示せよ」と言われて、その原則に基づく教義で編制されてる部隊を、教義の通りに並べて、
やっぱり原則は正しいんだ、不変の原則なんだ、と。
この閉鎖ループ繰り返してたらアホを養成してしまいます。戦争に負けます。
霧と摩擦と戦い、常にパラダイムシフトを要求されるのが戦争なんです。<クラやん
ループからどう抜け出すかを教えるべきだと思うけどね。
「何とかの原則を図示せよ」と言われて、その原則に基づく教義で編制されてる部隊を、教義の通りに並べて、
やっぱり原則は正しいんだ、不変の原則なんだ、と。
この閉鎖ループ繰り返してたらアホを養成してしまいます。戦争に負けます。
霧と摩擦と戦い、常にパラダイムシフトを要求されるのが戦争なんです。<クラやん
ループからどう抜け出すかを教えるべきだと思うけどね。
669名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/17(日) 23:13:26.68ID:WDcU+WSp0 「戦争論」の第2章「戦争の理論」の「順法主義」「批判」のところで、かな詳しく書いているね。
さらに、それを越えてどう戦争を体系化していくかも、
近代戦を体系化したクラウゼヴィッツ、火力戦をもたらしたモルトケ、機動戦を先導したボイドは結局、同じことを言ってる。
<事実と批判による創造、臨機応変の体系、OODAループ
さらに、それを越えてどう戦争を体系化していくかも、
近代戦を体系化したクラウゼヴィッツ、火力戦をもたらしたモルトケ、機動戦を先導したボイドは結局、同じことを言ってる。
<事実と批判による創造、臨機応変の体系、OODAループ
670名無し三等兵 (ワッチョイ 1681-SS9t)
2017/12/18(月) 10:52:24.21ID:46kZc22X0 >火力戦をもたらしたモルトケ
モルトケを一言でまとめるとこうなってしまうところに、基本的な認識に問題があるように感じる
モルトケを一言でまとめるとこうなってしまうところに、基本的な認識に問題があるように感じる
671Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 168a-DfKE)
2017/12/18(月) 11:14:31.36ID:Bw1o/kUk0 記憶によれば、「戦争に不変の原則はある」を主張したジョミニは(多分商売上の理由もあるが)、『戦争概論』の中で遠まわしにクラウゼヴィッツの「軍事マニュアル有害説」を批判した。
「誰がさんが軍事に不変の原則は存在しない、マニュアルは有害(思考の硬直化)を主張したが、あの人は自分でも本の中でざまざまなな軍事原則を披露したじゃないか。」(意訳)
そして南北戦争の泥沼化はまさにジョミニ理論が拡散した結果であった。
『戦争論』自体も後半の部分は矛盾だらけながら攻勢主義と広く解釈され、第一次世界大戦の惨劇を招いた。
クラウゼヴィッツ自身が警告したのように、今でも『戦争論』を過信することは危険だ。
だがマニュアルはないと初心者入門教育にきつい。SOP戦術は分かり易く、指揮官の大量生産に極めて有利だ。しかし軍事思想の勉強にやはり「守破離」は重要だ。
一応この世界が物理法則の上で成り立っている、『戦争論』を過信してはいけないが、物理法則を信じるなら構わないと私が考える。
必ず勝利に繋がるとは限らないが、破壊力に関して「火力レベルを上げて物理で殴ればいい」と「問題があればC4だ」の原則を信じるでもいい。
「誰がさんが軍事に不変の原則は存在しない、マニュアルは有害(思考の硬直化)を主張したが、あの人は自分でも本の中でざまざまなな軍事原則を披露したじゃないか。」(意訳)
そして南北戦争の泥沼化はまさにジョミニ理論が拡散した結果であった。
『戦争論』自体も後半の部分は矛盾だらけながら攻勢主義と広く解釈され、第一次世界大戦の惨劇を招いた。
クラウゼヴィッツ自身が警告したのように、今でも『戦争論』を過信することは危険だ。
だがマニュアルはないと初心者入門教育にきつい。SOP戦術は分かり易く、指揮官の大量生産に極めて有利だ。しかし軍事思想の勉強にやはり「守破離」は重要だ。
一応この世界が物理法則の上で成り立っている、『戦争論』を過信してはいけないが、物理法則を信じるなら構わないと私が考える。
必ず勝利に繋がるとは限らないが、破壊力に関して「火力レベルを上げて物理で殴ればいい」と「問題があればC4だ」の原則を信じるでもいい。
672名無し三等兵 (ワッチョイ af10-GhbM)
2017/12/18(月) 16:52:54.50ID:PNKgGJft0 そもそも現在、いや戦後第一世代の無反動砲などは目標を撃滅できる事を狙った威力設定、炸薬量設定なわけだ
ところが当時の他国の無反動砲などは知らないが、日本軍のタ弾ってライフルグレネード以下の炸薬量しかない
だから確かに穴はあくには開くんだが
エンジンや燃料タンクなどの重要機関にうまく着発する。
ないし乗員が大きく負傷して、継戦不可能になる。この際も一人も後退できないほど追い込まないと行けない
で威力のないタ弾だと命中、貫通してもエンジンや重要区画に命中する可能性は5%もない。
そして重要区画付近に着弾しても、防御区画を突き破って貫通できる公算はさらに下がる。
まぁ1%も有効打になればいいほうだろうな。
タ弾は公算上車体の撃破、重要区画の破壊が限りなく不可能ならば、戦車壊すには乗員を重負傷させるしかないんだけど
まず着弾すれば一人二人を死傷させることはできるかもしれない。
ところが1発の着弾で区画分けされてるドライバーとその他乗員を同時に負傷させられるだけのパワーは山砲のタ弾にはない
このため原則1発打ってドライバーを負傷させ、たまが貫通してその他乗員区画に侵入して死傷させれるなんてレアケースは1%も起きない
結果タ弾はM4の装甲を貫通することはできて、ドライバーや戦車長を死傷させるくらいの能力はある。
ところが戦車を撃破したり、乗員を後退不可能まで追い込むことはできない。そこまでの威力はないから
貫通しても作戦は失敗する。
これ例えば現在のライフルグレネードで戦車の側面狙っても同じような状況になるだろうな。
負傷しても後退不可能まで追い込んだり、運良くエンジン炎上なんか火力不足でまず起きない
ところが当時の他国の無反動砲などは知らないが、日本軍のタ弾ってライフルグレネード以下の炸薬量しかない
だから確かに穴はあくには開くんだが
エンジンや燃料タンクなどの重要機関にうまく着発する。
ないし乗員が大きく負傷して、継戦不可能になる。この際も一人も後退できないほど追い込まないと行けない
で威力のないタ弾だと命中、貫通してもエンジンや重要区画に命中する可能性は5%もない。
そして重要区画付近に着弾しても、防御区画を突き破って貫通できる公算はさらに下がる。
まぁ1%も有効打になればいいほうだろうな。
タ弾は公算上車体の撃破、重要区画の破壊が限りなく不可能ならば、戦車壊すには乗員を重負傷させるしかないんだけど
まず着弾すれば一人二人を死傷させることはできるかもしれない。
ところが1発の着弾で区画分けされてるドライバーとその他乗員を同時に負傷させられるだけのパワーは山砲のタ弾にはない
このため原則1発打ってドライバーを負傷させ、たまが貫通してその他乗員区画に侵入して死傷させれるなんてレアケースは1%も起きない
結果タ弾はM4の装甲を貫通することはできて、ドライバーや戦車長を死傷させるくらいの能力はある。
ところが戦車を撃破したり、乗員を後退不可能まで追い込むことはできない。そこまでの威力はないから
貫通しても作戦は失敗する。
これ例えば現在のライフルグレネードで戦車の側面狙っても同じような状況になるだろうな。
負傷しても後退不可能まで追い込んだり、運良くエンジン炎上なんか火力不足でまず起きない
673名無し三等兵 (ワッチョイ af10-GhbM)
2017/12/18(月) 17:10:39.25ID:PNKgGJft0 まぁ山砲なら砲弾の重量、衝突威力の効果もあるから、命中精はともかく一定の効力はある可能性はある。
けどほとんどのタ弾は初速が低く命中精も悪い。
そして歩兵無反動砲に至っては、同時代のタ弾、歩兵無反動砲などに比べて重量、威力が以上に軽すぎるから
鉄板を貫通する威力はあっても、十分な量のメタルジェットで内部に損害を与えるだけの威力はなかったと思うよ
日本軍のタ弾は一定の実戦投入と、確実に75-100mm級の装甲を貫通する威力はあった
ところが実戦ではほぼ活躍しない。
たいして正しく集中運用できた事もあるのだが、遥かにすくないかずしか投入されてない47mm対戦車砲、75mm対空砲、1式自走砲などのほうが遥かに多くの戦車に危害を与えて
一定の戦果を収めてんだよね。
タ弾の有効性はないんじゃなくて、どうも一定的に集中運用した痕跡はあり、小規模の成果はありながら
威力やハードウェア側に問題があり、微妙な戦果だった
同時期のアメリカのバズーカも日本の有する中戦車(実軽戦車)はうまく壊せても
他国の中戦車はまともに壊せなかったんだよな。炸薬が経年劣化してた、パワー不足だったとかいろいろ理由もあるけど。
なら日本の歩兵砲がバズーカ同等のパワーがあるとしても、M4を壊せるかってなると相当怪しいんだよね。
けどほとんどのタ弾は初速が低く命中精も悪い。
そして歩兵無反動砲に至っては、同時代のタ弾、歩兵無反動砲などに比べて重量、威力が以上に軽すぎるから
鉄板を貫通する威力はあっても、十分な量のメタルジェットで内部に損害を与えるだけの威力はなかったと思うよ
日本軍のタ弾は一定の実戦投入と、確実に75-100mm級の装甲を貫通する威力はあった
ところが実戦ではほぼ活躍しない。
たいして正しく集中運用できた事もあるのだが、遥かにすくないかずしか投入されてない47mm対戦車砲、75mm対空砲、1式自走砲などのほうが遥かに多くの戦車に危害を与えて
一定の戦果を収めてんだよね。
タ弾の有効性はないんじゃなくて、どうも一定的に集中運用した痕跡はあり、小規模の成果はありながら
威力やハードウェア側に問題があり、微妙な戦果だった
同時期のアメリカのバズーカも日本の有する中戦車(実軽戦車)はうまく壊せても
他国の中戦車はまともに壊せなかったんだよな。炸薬が経年劣化してた、パワー不足だったとかいろいろ理由もあるけど。
なら日本の歩兵砲がバズーカ同等のパワーがあるとしても、M4を壊せるかってなると相当怪しいんだよね。
674Lans ◆cFcS.yrpJw (ワッチョイ ef4b-4pIx)
2017/12/18(月) 18:59:19.57ID:Wiqh4KX20 >672
>673
貴官は、そもそも形成炸薬弾の原理を全く理解していないのではないのか?
>これ例えば現在のライフルグレネードで戦車の側面狙って
陸自のアレのこと?
あれ側面狙うものじゃない放物線で上面狙いだ
(なので照準が難しい)
米軍などのグレネードならばAPCやIFV相手であり対【戦車】用ではない。
>同時期のアメリカのバズーカも日本の有する中戦車(実軽戦車)はうまく壊せても
>他国の中戦車はまともに壊せなかったんだよな。
ティーガーやパンターは結構撃破事例ありますが?
>炸薬が経年劣化してた、パワー不足だったとかいろいろ理由もあるけど。
それ朝鮮戦争のT-34/85の時の話
>673
貴官は、そもそも形成炸薬弾の原理を全く理解していないのではないのか?
>これ例えば現在のライフルグレネードで戦車の側面狙って
陸自のアレのこと?
あれ側面狙うものじゃない放物線で上面狙いだ
(なので照準が難しい)
米軍などのグレネードならばAPCやIFV相手であり対【戦車】用ではない。
>同時期のアメリカのバズーカも日本の有する中戦車(実軽戦車)はうまく壊せても
>他国の中戦車はまともに壊せなかったんだよな。
ティーガーやパンターは結構撃破事例ありますが?
>炸薬が経年劣化してた、パワー不足だったとかいろいろ理由もあるけど。
それ朝鮮戦争のT-34/85の時の話
675Taiwan Army Veteran (ワッチョイ 168a-DfKE)
2017/12/18(月) 19:31:03.60ID:Bw1o/kUk0 >>アメリカのバズーカ
同時期の無反動携帯歩兵対戦車火器を比較すれば、連合軍の戦車が遥かに多いでもあるため、
パンツァーファウストシリーズの威力は相対的高く、戦果が一番多いに記録された。
パンツァーファウストとRPG-7はHEAT弾頭の威力(弾頭の直径と比例する)を優先にする外装式擲弾(spigot式)故に、弾頭を大型化して威力上げのアップグレードは比較的容易である。
これは欠点があるにも関わらずRPG-7がロングセラーになる理由の一つだ。
しかし外装式擲弾は弾頭の重量に対して推進薬の比率が少なく、さらに風の影響を受け易くため有効射程が短い。
RPG-7は一部の射手からは「スーサイドウェポン(suicide weapon、自殺兵器)」と呼ばれる理由である。
しかしパンツァーファウスト3を見れば、多分ドイツにとっても多少な有効射程より威力不足が一番恐ろしいだろう。
同時期の無反動携帯歩兵対戦車火器を比較すれば、連合軍の戦車が遥かに多いでもあるため、
パンツァーファウストシリーズの威力は相対的高く、戦果が一番多いに記録された。
パンツァーファウストとRPG-7はHEAT弾頭の威力(弾頭の直径と比例する)を優先にする外装式擲弾(spigot式)故に、弾頭を大型化して威力上げのアップグレードは比較的容易である。
これは欠点があるにも関わらずRPG-7がロングセラーになる理由の一つだ。
しかし外装式擲弾は弾頭の重量に対して推進薬の比率が少なく、さらに風の影響を受け易くため有効射程が短い。
RPG-7は一部の射手からは「スーサイドウェポン(suicide weapon、自殺兵器)」と呼ばれる理由である。
しかしパンツァーファウスト3を見れば、多分ドイツにとっても多少な有効射程より威力不足が一番恐ろしいだろう。
676名無し三等兵 (オッペケ Src7-zaeT)
2017/12/18(月) 22:07:55.43ID:RK1r1UYHr 至近距離で位置暴露して命がけで当てたのに、撃破できないんじゃパニックだわな。
生き残れたら開発責任者を探し出して絶対殺すまである。
生き残れたら開発責任者を探し出して絶対殺すまである。
677トルエン大尉 (ワッチョイ 9212-iA8U)
2017/12/18(月) 22:36:45.11ID:1fba2B780678トルエン大尉 (ワッチョイ 9212-iA8U)
2017/12/18(月) 22:38:25.47ID:1fba2B780679トルエン大尉 (ワッチョイ 9212-iA8U)
2017/12/18(月) 22:43:04.81ID:1fba2B780 >>671
>マニュアルはないと初心者入門教育にきつい。SOP戦術は分かり易く、指揮官の大量生産に極めて有利だ
戦争が一人の天才的英雄が指揮して勝利していた時代は数万の兵力だったが
数100万で戦争するようになると、思いつきで部隊を動かすことができなくなるからね。
>しかし軍事思想の勉強にやはり「守破離」は重要だ。
これがまた難しい。「守」はともかく「破離」は自学研鑽だからね。
仕事という段階を超えて好きでないと無理だろうね。
>マニュアルはないと初心者入門教育にきつい。SOP戦術は分かり易く、指揮官の大量生産に極めて有利だ
戦争が一人の天才的英雄が指揮して勝利していた時代は数万の兵力だったが
数100万で戦争するようになると、思いつきで部隊を動かすことができなくなるからね。
>しかし軍事思想の勉強にやはり「守破離」は重要だ。
これがまた難しい。「守」はともかく「破離」は自学研鑽だからね。
仕事という段階を超えて好きでないと無理だろうね。
680名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/18(月) 23:56:11.47ID:DcDhEO3u0 いやいや研究開発と普及教育は現代戦の常態で方法論も確立されてます。
「難しい」とか言ってる場合じゃない。
組織的にやれなかったら戦争に負けるだけ。
「難しい」とか言ってる場合じゃない。
組織的にやれなかったら戦争に負けるだけ。
681名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/19(火) 00:06:06.37ID:4NFifP8W0 >>677
わざわざ「攻勢」を「原則」ととらえるような教義よりも、
「防勢優位説」を唱える思想を存分に活用するのが専守防衛にも適しているかと。
さらに「防勢優位」ってことは、少ない勢力で侵攻を組織・拘束できるわけで、そこに攻勢に転ずるチャンスが訪れる。
わざわざ「攻勢」を「原則」ととらえるような教義よりも、
「防勢優位説」を唱える思想を存分に活用するのが専守防衛にも適しているかと。
さらに「防勢優位」ってことは、少ない勢力で侵攻を組織・拘束できるわけで、そこに攻勢に転ずるチャンスが訪れる。
682名無し三等兵 (ワッチョイ 16ea-6w4+)
2017/12/19(火) 00:12:00.99ID:4NFifP8W0 60mmのバズーカは、総じて威力不足やったんやないかな。
それが89mmの開発経緯なわけで。
89mmはでかくて、重くて、歩兵にとってそろそろ限界。
それをおしても口径増大させる必要性があったと。
それが89mmの開発経緯なわけで。
89mmはでかくて、重くて、歩兵にとってそろそろ限界。
それをおしても口径増大させる必要性があったと。
683名無し三等兵 (ワッチョイ 1698-ncc0)
2017/12/19(火) 00:50:35.29ID:c3s+32n30684名無し三等兵 (ワッチョイ 72f7-Me+N)
2017/12/19(火) 15:06:37.46ID:/bME/PK50685名無し三等兵 (オッペケ Src7-zaeT)
2017/12/19(火) 16:49:22.48ID:RFo2mOqfr 小牧・長久手を…クラウゼヴィッツが知るわけ無いか。
戦国の名人戦が、睨み合いで先に動いた方が負け、みたいになったのは必然なのかな?
戦国の名人戦が、睨み合いで先に動いた方が負け、みたいになったのは必然なのかな?
686名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/19(火) 19:41:37.85ID:pcW7z4X6a >>364
「戦争論」の一つの特徴は、近代戦での、主力を掩護する前衛や側衛の役割を強調してる。
防勢の方が前衛の運用は容易で主導権を取りやすい、と。
ワーテルローでは、クラウゼヴィッツは第3軍団の参謀長。
側衛として、グルーシーの軍と交戦、撃破されたがグルーシーが主戦場に出現するのを抑止してる。
実践面でも説得力ある。
「戦争論」の一つの特徴は、近代戦での、主力を掩護する前衛や側衛の役割を強調してる。
防勢の方が前衛の運用は容易で主導権を取りやすい、と。
ワーテルローでは、クラウゼヴィッツは第3軍団の参謀長。
側衛として、グルーシーの軍と交戦、撃破されたがグルーシーが主戦場に出現するのを抑止してる。
実践面でも説得力ある。
687名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/19(火) 19:51:44.81ID:pcW7z4X6a 「防勢」の方が、方式として強いから、勢力的に強大な軍の「攻勢」もやがては停止する。
敵対国を滅ぼしても、講和が成立しないと同盟国やゲリラにより戦争が継続され、
攻勢側は消耗しやがては停止する。
「制限戦争論」の論拠の一つです。<防勢優位説
敵対国を滅ぼしても、講和が成立しないと同盟国やゲリラにより戦争が継続され、
攻勢側は消耗しやがては停止する。
「制限戦争論」の論拠の一つです。<防勢優位説
688名無し三等兵 (アウアウカー Sa6f-6w4+)
2017/12/19(火) 20:06:39.91ID:pcW7z4X6a >>685
>戦国期の攻防のバランス
まだ、火力が未発達で時期によって変わるかと。
朝鮮征伐の戦訓で、攻撃側の火力が著しく増大し、
関が原戦役では、前時代では不落と思われていた城砦が次々落とされている。
<伏見・岐阜・佐和山
>戦国期の攻防のバランス
まだ、火力が未発達で時期によって変わるかと。
朝鮮征伐の戦訓で、攻撃側の火力が著しく増大し、
関が原戦役では、前時代では不落と思われていた城砦が次々落とされている。
<伏見・岐阜・佐和山
689トルエン大尉 (ワッチョイ 9212-iA8U)
2017/12/19(火) 21:57:56.03ID:nsYRMQLH0 「防勢」は自分のテリトリーで戦闘するので地形も熟知しているし民意の味方も期待できる。
しかも兵站や移動への負担が少ない。
そこで攻撃すれば有利になる。
しかも兵站や移動への負担が少ない。
そこで攻撃すれば有利になる。
690トルエン大尉 (ワッチョイ 9212-iA8U)
2017/12/19(火) 21:58:32.87ID:nsYRMQLH0 ただ防勢のデメリットもあるのは忘れてはいけない。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
