アメリカ軍の組織構造と軍事思想はハイテク頼りかつ戦闘力に特化する傾向が強い、それも治安再建と協力関係の構築に向いてない。
例えば数ヶ月で部隊ごと後方交代する制度は労働条件としては良いが、そのために駐屯部隊はいつまでも現地への理解が薄い。
若い兵士たちは基本的に映画と漫画のように「バットガイ(悪いやつ)」を倒したい、さらにそのための訓練しか受けていないだけで、戦闘より話術、時に素手による無傷制圧も必要の警察的な仕事を上手くできるわけがない。
結局、過剰な武力を使用して反感を買うに繋がる。