>>510
日本の限界としか言いようがない。

大和は究極の艦隊決戦兵器だが、せいぜい戦術レベルにとどまる。
一隻の戦艦には、どんなに究極的に優れていても、一隻の戦艦以上の働きを期待するのは結局無理。
でも当時の日本の国力では、考えうる精一杯の努力の結果。
『この世界の片隅に』で大和はカッコ良く現れて、でも戦局に寄与せずあっさり沈んでいた描写に端的に表されていたな。

この点、戦艦をノルウェーに配置して援ソ船団をうまく煽ったヒトラーの方が戦艦の扱いでは上手だったかもしれない。
(旧態依然のイギリス相手だったから上手く煽れたとも言える)

ただし平時に登場して、情報が開示されていたら話が全く違っていたと思う。

日本の戦艦隊は、アメリカに戦艦量産を最後まで強要し続けたとは言えるかもしれないな。
(アメリカの大鑑巨砲主義者の予算獲得にうまく利用されたとも言う)
それがアメリカにとって、どれほどの負担だったかは…