>>777
そもそもフィッシャーのドレッドノート自体が机上空論的なトンデモ艦だったんじゃないかという気がする。
日清日露の実戦では基本的に中小口径砲が戦果を上げていて、12インチ砲はたいして役に立ってない。
日本海海戦で沈んだロシア艦は、バイタルパートは破られなくても非装甲部からの浸水で沈んだ。
沈まなかった船も上部構造物を破壊されることで水雷艇への反撃能力を激減させたから夜戦でやられた。
よって、実戦から導かれる戦艦の理想像は

〇巨砲全廃、中小口径砲を増設
〇厚い集中防御ではなく薄くとも全体防御
〇敵艦隊を確実に捕捉できる優速

であるはずで、速度への認識以外は、基本的にドレッドノート以後の流れとは真逆であるはずだ。