1940年 8月31日の夜半 キャメル.レアード社で最終艤装中のPOWが
係止岸壁と船体との間に低空からの投下爆弾(125 kg)を受け、これが船体からは1. 5mないし2. 0mの至近距離で炸裂。
船体左舷ほぼ中央 前部缶室付近水線下部 船底から2. 0m 未満のビルジ.キール部
(上構艤装末期の為 舷側装甲および船体外装は完成、ただし喫水は小さい為 水面から該当部まで恐らく 6. 0m前後)
で船体前後方向6. 0m〜9. 0mに渡って外装が変形。

この箇所を内部から撮影した写真(右に外板内側 左に隔壁)では、外板内側に沿って
これをを支える肋材(肉厚10mm前後のH鋼)が逆に <  の方向に変形しており、外板内側も
本来なら ) 方向のものが{ に変形しています。
破口こそ生じませんでしたがリベットが破損或いは脱落 一部は逆に船体外側へ露出し
ており 変形した外板の継ぎ目より浸水、艦が約10度傾斜しています。
(詳しい浸水量については不明)