/^l'"'"~/^i'ツ'ッ.,
      ヾ         ヾ.
___  ミ´ ∀ `       彡
\   \ ッ       _     ミ
  \   \_.,,._,,.,.(,,_,ノ,._,,.__,,~)
    ̄ ̄ ̄  ̄
>323 「赤外線がどちらへ向かって発散するか」「発散強さの分布」はノズル構造と形状によって制御できるもさ。
たとえば、真後ろから見ると従来ノズルよりも赤外線が強いが、少し角度が付くと赤外線が弱いなんて設計が可能もさね。

F-22の場合、ある角度範囲では従来ノズルに比して1/20に低減されるもさ。
これを捜索する敵軍のIRSTの性能が一定であるなら、ある角度範囲では従来ノズルに対する探知可能距離の
22%にまで接近しないと探知されないもさね。

もちろん、熱エネルギーがどこかに消えてしまうわけではないもさ。

なんらかの方法で温度それ自体を下げる(F-117やB-2みたいに)場合とか、赤外輻射そのものが少ない燃料(水素)を使う場合を除けば、
ある方向に対して赤外輻射が弱いように設計すると、別のいずれかの方向に対しては赤外輻射が強くなるもさ。

赤外ステルスにおいても、ステルス機は自らの姿勢と自らの赤外線放射パターンを把握しながら飛ばなくてはならないもさね。

だからこそ、ステルス設計の教科書は「電波と光におけるステルス」と言ったタイトルのものが多いもさね。
電波に対するステルス設計だけを扱う教科書の場合はタイトルにそれを明記するもさ。