考えてみればアメリカは新鋭機では
他国に売れる戦闘機はF-35しかない
厳密にはアメリカ単独開発とはいえない
F-35はちと怪しい国には売れない
もう戦闘機は重要な輸出品ではなくなった

70年代後半〜80年代には
F-14、F-15、F-16、F-18,F-5E/F-20と
高級戦闘機から輸出専用戦闘機まであった
だから他国の戦闘機開発計画には介入した

流石に2030年代にF-18E,F-16V,F-15Eは時代遅れ
かといってF-35で全ての国のニーズに応えられないのは明白
F-35自体がいろんな要求を詰め込みすぎて当初の目論見から外れ気味

日本の戦闘機計画を介入して潰したところで
ロッキード以外は何のメリットもない
ボーイングやノースロップ・グラマンには候補機がない

PXL時のロッキードやFSX時のMDのような
強力な政治への働きかけがない限りはアメリカの介入はないとみる
P-1開発時もほとんど介入がなかったからあまり心配はないだろう

心配なのは日本の予算面とXF9-1が順調に開発できるか