ところで対空射撃で(対水上射撃ほかも同じだが)実戦での命中率を持ち出して
論じる人が多い。しかしながら、そういうのはほとんど意味が無い。

なぜなら実戦での命中率は「時と場合による」ので。

ある日の戦闘Aで火器の命中率は○だった、戦闘Bの命中率は△だった。明日の戦闘Cではどうなるか? 
答え わからない。その時の状況次第。敵味方双方の行動次第。

演習では標的の吹き流しを飛行機が低速で引っ張って、高角砲・高射機関砲の目の前をゆっくりと横切る。
それに対して射撃を行い命中判定を実施するのだが、しかし実戦でそんな呑気な攻撃機は居ない