>>624だけでは意味がわからぬと思うので他の報道を。


有人月探査向けた技術実証HERECLESを計画
http://wingdaily.exblog.jp/28849924/
> HERECLESは、月着陸船と離陸船、そしてローバーという3つのパートで構成。
> 「現在はJAXA、ESA、カナダで分担し合いながら、コンセプト検討している」という。
> 現段階ではJAXAが着陸船を、ESAが離陸船、そしてカナダ宇宙庁がローバーのコンセプトをそれぞれ検討しているが、あくまで「コンセプト検討段階のため、今後の役割分担は未定」とのことだ。

バーサーカー、じゃなかった"HERACLES"は、
ここ数年で発表された論文を見る限りでは「有人宇宙飛行と無人飛行のハイブリッド」みたいな計画。
月軌道ステーションの「深宇宙ゲートウェイ」を活用したリモート月面探査計画というかな。
https://i.imgur.com/dWWNeF1.jpg
https://i.imgur.com/Vx5ecHg.jpg

まず「離陸船」と「着陸船」(ローバー入り)を月軌道を周回する「深宇宙ゲートウェイ」に打ちあげる。
到着後、深宇宙ゲートウェイにオリオン有人宇宙船を打ち上げ、これもまたドッキングする。
深宇宙ゲートウェイに乗った飛行士がこれらをリモートコントロールして、着陸させ探査を行う。
離陸船は帰ってきてサンプルを深宇宙ゲートウェイに持ち運び、宇宙飛行士と一緒に地球に持ってくる、と。
なお離陸船とローバーは再利用するとか。ローバーどうやって持ち帰るんだろ。
……てかJAXA受け持ちの着陸機ぇ。

深宇宙ゲートウェイから操作するので、地球からの操作と違って通信遅延がないことがメリット。