韓日漁業交渉決裂のせいで…乱獲問題が深刻な小サバ 「対馬に行けなくなった」「早期に韓日漁業協定妥結を」

「私たちだって小サバを獲りたいわけじゃないんです。大きくなったサバの10分の1の値段にしかならないのに…。
しかし燃料費をまかなうためには獲らざるを得ないんです」。
今月11日、韓国の近海で水揚げされたサバの90%以上が取り引きされている釜山西区(プサン・ソグ)の
共同魚市場委販場で会った大型旋網漁船(サバ漁船)船長の話だ。
大型旋網水産協同組合のマ・イルド指導課長は
「昨年7月から韓日漁業協定が中断してサバ漁獲量の30%を占める対馬に行けなくなった」とし
「ことしサバの漁獲量が700億ウォン分減り、小サバでも獲らないと人件費や燃料費を充当することができない」と打ち明けた。
専門家は漁を禁止しているサバの体長の基準(禁止体長)を現行の21センチから28センチに引き上げないと
小サバを乱獲を防ぐことができないと言う。

大型旋網漁船業界は、政府が韓日漁業協定を妥結して、中国漁船は21センチ以下でも穫れるようにしている
現在の韓中漁業関連の協定を早く解決するべきだとする立場だ。
マ課長は「対馬で操業できるように韓日漁業協定を早期に妥結し、
中国漁船が済州(チェジュ)海域で21センチ以下のサバを獲ることができないようにするべきだ」と主張した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00000007-cnippou-kr

ざまあ