潜水艦用の電池はGSユアサが専用の工場を作った、三元系正極、100Wh/kg程度の容量と推測されるこれまでのLiB二次電池そのものです。
なお、ゲル状電解質を準全固体と言うのは、あまりにミスリードを誘うだけの造語なので、使い始めた人間はお察しします。
電解質の流亡による危険拡散を防止するためのゲル化剤の混入とか今や当たり前だし。

東芝SCiBは、くくりはLiBだけど、他の二次電池と大分考え方の違う代物で、大出力、高サイクル寿命の代わりに容量低め(60wh/kg位)、
最近負極をチタン酸リチウムからチタンニオブ酸化物に置き換えて容量を倍にした新タイプを発表して2019年から実用化を目指しているそうな。
安全性が今のSCiBと変わらないのならそのまんま潜水艦用バッテリーに使える代物。