>>147
なかなか面白い論文
特に結論部分

「戦略」だろうと「大戦略」だろうと、終戦構想の無い戦争をしたのが敗因

>開戦時の多くの日本の政策 決定者は戦争の終結について、日露戦争当時の古典的構想しか持ち合わせていなかった。
その主要な理由は、日本が総力戦と して戦われた第一次世界大戦から近代戦争の本質を学ばなかったことから生じている。
そうした総力戦においては、政治指導と戦争指導を統合した大戦略が必要であるけれど も、日本はついにそれを十分に準備することができなかった
日本の政策決定者は、「無条件降伏」といった概念に代表されるようなある種の「絶対戦争」を想像することがで きなかったのである