>>365
違います
1発だけの試射では散布界のどこに落ちたかわからないから
照準点の確認には使えません
散布界と簡単に言うけど、実際は左右も遠近も数百メートル単位の巨大な楕円なので
その中心に落ちたか端に落ちたかで照準点は数百メートルはズレるわけ
戦艦のサイズを考えると、完全に照準を外している可能性も十分にあります

先に書いたように、1発だけの試射で必要なレベルの照準点の設定は
試射をするまでもなく、測距段階ですでに終わっています
だからこそ斉射での試射により、その照準点と実際の目標との差異を確認しなければならないのです



皆が書いているのは「試射も斉射である」という単純な指摘でしかありません
「1発だけの試射」なんてものは、艦砲の世界ではあり得ないのです
それが覆るのは、レーダーの発達と、艦砲が攻撃手段の主役から滑り落ちた戦後の話です