ところで、海戦の指揮はコマンダーである艦隊指揮官が取る
のだが、通商破壊至上主義で、外洋で巡洋艦以上の敵艦との
交戦は厳しく禁じられていたドイツ、ビスマルクのリッチ
エンス提督は追いすがる大英帝国の高速戦艦隊相手に果敢な
砲撃戦を行いこれを撃破した。
対して見敵必殺を座右の銘に、空母を犠牲にしてもレイテに
突入すべしと指令部より打電厳命された栗田司令は、迷走の
末、逃走した。
戦艦の性能はさておき、上層部の指令方針や、司令官の能力が
その運用に大きく影響するはずなのだが、実は上の例のように
影響されなかったようにもみえる。
海軍の指令や司令官の力量は、其々の戦艦にどのような影響を
与えたと思うかね?
卿等の意見を、例を挙げて語って欲しい。