>>250
第一次攻撃隊の空襲は来るべき米空母への雷爆同時攻撃の予行演習というわけですか
そういう視点を持ったことはありませんでした…
そんなことをやっている場合だったのでしょうか
それこそ上陸時の陸戦支援の時にでもやればよかったのではないかと(敵空母の横槍が入る可能性は第一次攻撃隊も同じですし)
その前に真面目の空母攻撃を行わざるを得なければ、雷爆同時攻撃にこだわらずに行えばいいし、それが不可と考えるなら特殊な理由があるはずなのです
侵攻作戦において敵航空基地への第一撃を空襲効果以外を重視して行うというのは異常な判断に思えます
訓練不足の認識があれば尚更今現在できることで、脅威(敵の空中威力)を排除するべきです
現にC作戦までは、一航艦はそのセオリーに忠実でした
MI作戦での行動を振り返るのみならず、一航艦がどのような経験と戦訓を積んで行動したのかを追わなくては、全体像は解明できないでしょう
敵空母への攻撃においても、雷爆同時攻撃にこだわるのはそれまでとは違う、何かMI作戦の際に固有の理由があるのです
現にトリンコマレー攻撃では艦爆と艦戦のみ、艦攻と艦戦のみの編制で空襲を実施し
艦爆隊は予想外の成功を収めています
もちろん訓練状況からして、単機ごとに爆撃させざるを得ない艦爆隊のみでは敵空母の撃沈は難しいですが、敵の基地航空隊を撃破するまでの段階は撃破で満足するか
実際の能力を考慮すれば、雷撃機のみで充分な攻撃が行えるのだから、半数待機を艦攻と艦戦のみとしても良かったはずです
どうもC作戦の際とは様子が違い、その変化の要因といえば、訓練不足(と一航艦が認識していた)が一番大きいように思えます