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上で出てる本ではどうか知らんが、なんか最近は工作機械の事をそういうらしいぞ。
呼称のグレードダウンだ。

スレチにならない範囲で工作機械ネタならそれこそ光人社NF文庫の『中島飛行機物語』でいくつか出ていた。
それこそマスター旋盤(外国製)の良いのを持ってない理研工業に陸軍から『造兵廠設計型小型高速旋盤』を発注したら全く審査に合格できないものを作ってよこしてきたとか。
世田谷製作所なる所で親ねじの生産に特化していたのでそれを10本購入して解決したというが、たった10面の旋盤でその有様。

あとミッドウェー後に海軍が正気を失いつつあったころの話では、ロクロに毛の生えたような機械で小部品の生産実績を上げている会社が京都にあるらしいから参考に見てこいと言われたとか。

>たしかにその”工作機械”は、ロクロに改良を加えた回転軸の前の刃物台に、細かい工夫
>のあとが見られた。しかし、ロクロが進化して旋盤になり、旋盤が改良されてターレット盤
>になり、さらに大改良が加えられて自動盤になったのであるから、この機械と自動盤との比
>較は所詮その原始型と最新型との優劣を論ぜよという事になり、テーマそのものが無茶で
>あった。

こんなだ。