>>330
Fw190で外翼に20mmがあるやつってそれMG151/20じゃなくてMGFFでエリコン20mm系のやつではなかった?
ドラムマガジンだったから弾数も少ないしMG151/20と比べて火力が低くかったんでA5の1部ではそれを外したってのは見たことある
まあA8でMG151/20を4門ってのをやるんだが…

まあ結局のところ陸軍には疾風以外に選択肢はなかったんだよな
三式戦はエアフレームは優秀だがハ40の不調で主力にはなれんし、五式戦は液冷から空冷にしたせいでエネルギー保持能力が低下するし何よりハ112-2が数が揃わない…
44年の段階では百式司偵に優先配備されてるし水エタノール噴射のせいで信頼性も低下しちゃってる。水エタノールなしのやつは1500馬力には程遠いしで五式戦をもっと早くやれって言いたくてもできない
鍾馗と隼はあるけど鍾馗は主翼に20mm搭載が大層苦労してたし航続が短い
隼は運動性こそいいものの速度がないから交戦の優先権は相手側にあるから主力にするにはちょっとキツいものがあるし爆撃機迎撃戦だと火力不足
翼面荷重が高いから金星や誉載せた場合だと馬力持て余すのが目に見えてるしで発展性が…というか3型の登場時期が遅い
他の試作戦闘機にしてもキ60、キ88、キ64はハ40系列で信頼性がよろしくなくて、キ65は三菱が振動問題に時間かけすぎだし
結局生産時期とかいろいろ込みで考えると軍としては四式戦を選ぶ以外に選択肢なかったんだよな…
キ87、キ94-2、四式戦3型、4型、キ117とか見るに四式戦をベースに後継機ガンガン開発してたし発展性も十分あったし
飛燕はドイツで産まれてれば…

そういえば丸の碇氏がまとめた陣風の開発者手記見ると面白いことが書かれてるね
1944年3月24日に福生にFw190を見学しに行った時にハ40系列の液冷疾風を見たそうな