工学部出身じゃないのかな?
繰り返し荷重について調べてみるといいよ
構造材に許容応力以下の力をかけて元に戻す
材料は一見して完全に戻ったと思いきや、ミクロな世界で見ると分子単位では何個も転移している
それをどんどん繰り返していけば最大許容応力以下でも最終的に破断する
だから安全を見越して荷重を設定するんだけど、航空機だと経験則で2倍前後にする事が多かったそうな
零戦が12Gまで耐えたって事は、「ここまでの機動なら安全ですよ」という範囲は7Gという事になる
だから瞬間的に10Gも耐えるからそんな制限低すぎる、っていうのは工学を知らない文系の発想
線形累積損傷測とかは俺は工学部三年で習ったな

つまりそのデータが操縦参考書に乗っていても何らおかしくない
何十何百と旋回しても安全と見込まれたのが5Gなんだよ
5Gという数字は、瞬間的にならもっと耐えるし維持旋回だったら対Gスーツも無いしそんなに長く耐えられない
機体の安全荷重だろうね
そもそもパイロットの限界を機体の許容加速度として記す筈がない