>>694
他の人も書いているが、日本の国防に必要な兵器や機器をアメリカが持っていても売ってくれるとは限らない
その典型例こそが後にF-2開発となるF-XでのF404エンジンでありF-22だ

だからこそ、その苦い経験から日本は我が国の防衛に必要な戦闘機のエアフレームとそれを大空に飛ばせるエンジンに関しては自前技術で持たねば
いざという時に国防に穴が開きかねないと思い知り、F-3とXF9エンジンの自主開発に進んだのだよ

それと日本は人員も少ないから開発規模が小さくなるし「何でも世界一」なんて厨坊的な目標を捨てて開発項目を厳しく取捨選択する代わりに、
アメリカよりもずっと安いコストで開発している

その結果、ただでさえ莫大な開発コストを投入して米軍値段でさえ高いのを更にボッタクリ価格にされてモンキーモデルを買わされるアメリカ製品とならば
生産数が少なくてもそう大差なくできるのだよ、特にアメリカ自身が開発コストを十二分に回収できていない最先端装備の場合はね

恐らくだが、アメリカの気が変わってF-22(のもちろん劣化モンキーモデル)とF119エンジン(これもパワー削減モデル)を完成品ベースで日本が買えることになっても
生産ラインの再開コストだけでなく米空軍配備分で負担した莫大な開発コストの大半を上乗せされて(その分、アメリカ軍にキックバック)、恐らくはF-3+F9よりも
ずっと高額な戦闘機になってしまうだろう、F-22+F119 both Monky Modelはね

まあ、AAMとか大量に消耗する弾薬類に関しては、日本独自装備なんてコスト高だけでなく有事のストックが心配になるものを装備するよりは、
ライセンス生産可能なものについてはライセンス生産して米軍と共通にしたほうが有事の継戦能力の向上の点で必要だと思うが
(ライセンス生産NGなら国産も仕方ないが)