>>892
まずアメリカが彼らにとっても最新鋭のF135エンジンを単体で(つまりF-35搭載という縛りなく)提供することは有り得ない
だから提案するとしてもせいぜいF119(のこっそり劣化モデル)で、それもノックダウンはおろか完成品輸入のみ、ラ国など論外
そしてそのモンキーF119を完成品で提供する条件としてはXF9の開発の完全中止と全ての技術資料のアメリカへの提供(日本側は完全破棄)

日本というかIHIにF119をラ国させたら遠からずF119どころかF135さえをも上回るエンジンを独自開発できるようになるのは明らかだからね
F100とF110をラ国させた結果がHSEコンセプトとそれの具現化としてのXF9の自主開発力の源泉だということをアメリカは良く承知して教訓にしているから

アメリカという国はこのぐらいのことは平気でやる、日本の軍事的独立をさせないためにはね
でもアメリカと同盟を組まなければ日本単独では自力国防は不可能(何しろ米中露全てを仮想敵として軍備を整えねばならなくなる)なので
ジャイアン・アメリカとは同盟を組んで上手に付き合わねばならない
その答えの一端がXF9やF-3の自主開発を着実に進めること

FIを主任務として設定したF-3は大きなチャンスなんだよ、アメリカが開発中止して「これを買え」と言い出せる「これ」がないから
F-35がFIには必ずしも向いていないのはアメリカ空軍も承知しているからこそ維持コストの高いF-22を今でも使い続けてるわけだが
そのF-22の再生産をしない以上、アメリカとしてはステルスFIを求める日本に対して「これを買え」と言える戦闘機がない

つまり巨大軍備デパートであるアメリカの商品棚の品揃えにFI用戦闘機という欠品が出ている、この千載一遇のチャンスを
日本としては逃さず世界最強は無理でも世界で一流クラスの性能を持つ戦闘機と戦闘機用エンジンの自主開発をやってしまえってのが
F-3とXF9ってことだ

このチャンスを逃すと日本が自前で戦闘機やエンジンは二度と作れなくなる可能性が極めて高い
この危機意識を政治家や防衛省・財務省の官僚や肝心要の空自上層部がどれだけ共有できているかが心配