フランスの場合は特に君主による常備軍≒傭兵(外国人含む)を徴兵によって組織された市民軍が妥当したという歴史や
古代ギリシャからの軍役=参政権という思想から「左派」が徴兵制を理想としておりましたんで。

志願制軍隊で軍人になるのはやっぱ特殊な人だけど徴兵なら「普通の市民」も確実に軍人になるんで軍隊が「市民の軍隊」になるという思想もある。

軍事合理性というよりは思想的なものですね。
移民の大量流入で揺らいだ「フランス人」というアイデンティティの再建という意味では評価できるかと。