AI製「有名女優のポルノ」が爆増

https://gigazine.net/news/20180125-ai-fake-celebrity-porn/

人工知能(AI)に有名女優の顔を機械学習させ、既存のポルノと組み合わせることで「フェイクポルノ」が
作成できることが2017年末に話題になりました。
この手法は瞬く間にインターネットユーザーに広がり、ついには簡単にフェイクポルノを作成できるアプリまで登場。
アルゴリズムが公開されてから数カ月で、有名女優を使ったフェイクポルノが爆増しています。


2017年12月、映画「ワンダーウーマン」の主演女優であるガル・アゴットさんが近親相姦もののポルノに出演しているように
見えるムービーが海外掲示板redditに登場し話題になりました。
これはTensorFlowのような機械学習ツールを使って作成されたもの。
AIや機械学習に関するさまざまなツールが開発されることで、いまや研究者ではなく、
一般のプログラマーがこのような映像を作れるようになったわけです。

その後、deepfakesさんは誰でも無料でフェイクポルノを作れるようにするアプリ「FakeApp」を開発。
この頃から、deepfakesはユーザー名ではなく、AIを使ったポルノそのものを指すようになってきます。
FakeAppはdeepfakesと同じアルゴリズムを使用しているとのことで、
「プログラミングの経験や技術的なバックグラウンドがなくとも人々がdeepfakesを利用できることになること」を
目標としているとdeepfakesさんは語りました。

FakeAppは記事作成時点でデスクトップアプリであり、ハイエンドの3DゲームをプレイできるようなGPU搭載のPCで使うことができます。
このようなGPUがない場合はGoogle Cloud PlatformようなクラウドGPUを借りる必要があり、
フェイクポルノ完成までには8〜12時間を要するとのこと。