中国政府は26日、北極政策をまとめた初の白書「中国の北極政策」を発表した。

地球温暖化で氷がとけて開発がしやすくなり、北極の経済価値に注目が集まる中、
天然資源や新航路の開発と利用を進める姿勢を打ち出した。

習近平(シーチンピン)国家主席が推進する「一帯一路(シルクロード経済圏構想)」に絡め、
北極航路を「氷上のシルクロード」としてロシアなどと協力して整備する構想も示した。

北極圏には世界の石油や天然ガスの未確認埋蔵量の4分の1が眠るとされる。
白書の発表は、利害当事国として国際社会にアピールする狙いがありそうだ。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASL1V46XKL1VUHBI01H.html?ref=nmail