ランナー向けアプリの地図に軍の移動ルート、機密漏えいの恐れ

 世界中のランナーやサイクリストの走行コースを記録し可視化するエクササイズ用アプリの地図に、米軍や同盟国の軍関係者がイラクやシリアなどで使った機密情報に該当する可能性のあるルートが表示されていることが分かった。
基地周辺を部隊が移動する際に通ったルートとみられるものもあり、爆弾攻撃や待ち伏せ攻撃に情報が利用される危険が指摘されている。
 これらの中には、首都バグダッド北方のタージ(Taji)基地やモスル(Mosul)南方のケイヤラ(Qayyarah)基地、アンバル(Anbar)州のアル・アサド(Al-Asad)基地などが含まれているほか、
北部や西部に小規模だがハイライトされた場所が幾つかあり、これまであまり知られていなかった軍事拠点の存在を示唆している。
 さらに危険なのは、いくつもの道路がつながった状態でハイライトされている点だ。
これはストラバのユーザーがアプリを搭載した機器の電源を入れたまま移動していることを意味しており、頻繁に利用するルートの詳細情報が外部に漏れている恐れがある。

http://www.afpbb.com/articles/-/3160318

健康は戦友を殺すわかったか!