>>690
その理解は全く正確ではない。

練度不足の結果として空中集合が出来なかった、と言う前提だが、それ故に五月雨的に
少数部隊の空襲が繰り返されることで、防空能力の飽和が行われた、という一面もある
(大部隊による空襲だと、それに比類する防空部隊を単純に指向すればいいだけ、と言う
防空指揮の一面が良い方向に作用するから)

小規模や中規模の部隊が五月雨に襲撃を掛けてくる、と言うのは防空指揮にとっては悪夢の
一面が有って、それは「部隊の規模と脅威の規模は必ずしも一致しない」と言う事が有るからだ。
(例えば中型機少数の空襲でも、その中型機が全て桜花をぶら下げた一式陸攻だったならば
どうするか、と言う事でもある)

それ故にアメリカはマリアナでの防空飽和を受けて、コンピュータシステムによる防空に舵を切る
要因の一つになっている。
その結実がイージスシステム。