観測機が早期に落とされた場合に備えて長距離滑空できる機能は持ってるけど、
別に超距離滑空ができるからと言って、必ず長距離を滑空しなきゃいけない
理由もないからな。

観測機が落とされなければ。または落とされるまでに時間を稼げれば、突入体が
滑空する距離は少なくて済む。滑空する距離が短くて済めば速度も落ちない。

どれほど米軍が航空優勢を確保しても、絶対は(お互いに)ありえないからね。
損害覚悟で短時間なら、穴を開けられない事もない。普通は極短時間だけ穴を
開けてもあまり意味がない事だけど、その穴にシースキマーやラムジェット、
ASBMを捻じ込めば、損害に見合うだけの価値が生まれる。

問題はそれほど大規模な総合運用が中国に可能なのかという事。
「出来ない」と思いたいけど、その発想は危険だよな。