いや、そもそも軍用散弾銃の使い方を間違えてるぞ。

インドア戦の場合、遮蔽物に隠れながら攻撃するのがセオリーだが、これに反撃する場合、敵に撃たれながら、わずかな目標へ目掛けて撃たねばならない。
射的とは違い、相手は反撃してくるから、撃ったらすぐに隠れねばならず、じっくり狙う暇はない。そんな時にザックリした照準で撃って当てられる。
それが散弾銃の用途だよ。

それから普通の散弾銃が、有効射程内で効果的な範囲に散開するのは、せいぜいジャングル戦や塹壕戦ぐらいまでで、室内戦だと近すぎて散らばらない。
実は室内戦だと、Mac10など連射速度の速い短機関銃を使った方が、効果的に弾が散らばる(ちゃんと訓練を受けてればの話しだが)

室内戦ではソウドオフでもない限り、実は散弾銃は使い物にならない。あれは取り回し易くする為ではなく、散弾が散布し易くする為のものだ。
ちなみに、銃口へ取り付けて、ホースの口を抑えるようにして、横方向へ散開し易くする『アヒルの口』なんてアダプターも使われる。