>>175
通信距離の延伸はP-8にとって成立に関わる程重要な問題だという意味だ。
P-1にもメリットはあるが最重要な課題ではないという意味だ。

「ネットワーク中心戦と浅海域ASW」が掲載されたのは2012年5月で(CiNiiによると)
その内容は当然以前の話になる。
その後、必要なら別に開発費をかけなくてもすぐに対応できる。
通信のデジタル化の開発はソノブイ開発でやっても効果がない。
現状で民生技術のほうが、開発費と競争原理で開発パワーが桁違いだ。
その技術を買えばいい。
どう考えてもそちらの性能の方が高い。
P-1.のFBLは民生技術の転用で実現している。
民生開発の期待出来ない、特殊用途のセンサー開発の選択は正しい。

今の通信技術はコンピューターの発達によるところが大きい。
デジタル化の目的を考えれば明白だが中身はコンピューターによる処理だ。
同じ電力でのメモリ規模、演算パワーはここ40〜50年間は指数関数的に伸びている。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/image/n3101030.png (1970年〜2000年も同様)
だから、性能が最優先の用途では開発時期が違えば使用するアルゴリズム自体が変わる。
ソフト資産はこのような用途では重要ではない。