続き
海幕の「P-3Cは寿命です」といのはインチキです。
主翼を換装すれば寿命は新造機並になります。あとはエンジンなり、対潜システムなど哨戒機のキモである
システムを載せ替えればいいわけです。多くの国々でP-3Cを延命化して使用しています。

そもそも、予算も技術者も足りないのに2機種もの大型機を同時に開発するのは無理な話です。
さらにMRJというP-1と機体規模も性能も同じ機体を開発するという無駄なことをしています。
どうしても新しい哨戒機が欲しいのであれば、MRJをベースにするべきでした。
MRJをベースにしていれば、とっくの昔に実戦配備出来ていたでしょう。

大体、低速飛行が必要な哨戒機にジェット機は不向きです。ジェット機の高速性能とプロペラ機であるP-3以下の
低速飛行の両立なぞ不可能な事は、工学を知っている者からすれば常識です。

P-1なんぞという必要性が極めて薄い機体を開発し、多額のカネを掛けて調達、維持するのであばれ、そのカネを
人件費に回すべきでした。
いまからでも勇気を持ってP-1の調達は白紙に戻すべきです。