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P-8Aポセイドン、対潜哨戒機に必須のMADが不要 沖縄で実証
配信日:2014/11/10 12:40 - ニュースカテゴリー: サービス

アメリカ海軍は、2013年12月から2014年7月まで沖縄県の嘉手納基地にP-8Aポセイドンを海外初展開させた際に、
同機に磁気探知機(MAD)が不要なことを確認した模様です。IHS Jane's 360が報じています。
これまでの対潜哨戒機には、地磁気の異常を捉えて潜水艦の位置を特定するMADが必須の装備と考えられ、
P-2ネプチューンやP-3オライオン、日本のP-1にも装備されています。
アメリカ海軍の対潜水艦戦・特殊作戦計画部長のシンディ・ジェインズ少将によると、
P-8Aは従来より遠くで長時間哨戒することが目的で、優れた状況認識能力を提供する先進のセンサー類が、
MADの必要性をなくしたとしています。嘉手納でのP-8A海外初展開ではこれが確認され、
飛行隊長は「MADがあったら…」とつぶやく隊員が一人もいなかったと話しています。


合成開口レーダーで海面をスキャンすれば
潜水艦が水中でたてる航跡が海面におよぼす凹凸も検出できるので
MADはいらんという話のようです