>>480
> いきなり全てを要求するのは、それこそ無謀ってもんでしょうがw

いきなり全て要求するのも無謀だが、最初から中途半端で金の無駄と分かってるものを買うのも無謀
空母は軽空母でも莫大なコストを要する、直掩する艦隊や潜水艦もセットとして装備せねばならないからね
しかも艦載機はたとえCTOLであっても陸上機とは別に導入し訓練せねばならないしコストも維持費も陸上機よりもずっと高くつく
ましてやSTOVLとかVTOL機となれば、維持費がとてつもなく高くなる
(F-35BのF135-600エンジンの整備コストは陸上型のエンジンである-100よりも1桁高くつくという話もあるようだ
機体の整備コストにしてもB型はA型に比べて可動部=子供の好きなギミックが多いので整備コストが高くなるのは明らか)


だから空母を導入するのならば、陸上戦闘機や陸上基地から飛来するAWACSではカバーできないがチャイナに進出されては困る海域を
空自の助けを借りず単独(もちろん護衛する艦艇はあり)に十分な安全性を確保して空母部隊だけで防衛できる能力が求められる

それができないのならば空自の傘の下しか防衛できないということになり、同じコストや人員を投入すれば、空自戦闘機やAEWなどの増強を図ったほうが
より充実した国防体制が敷けることになる


今の日本は必ずしも資金が潤沢ではない
だからこそ貴重な資金を無駄に費やす行為、つまり安物買いの銭失いは最も避けねばならない

本当に日本の防衛に空自の傘の外を守れる空母部隊が必要なのであれば清水の舞台から飛び降りるのも已むを得ない
もちろんCATOBAR空母(当然ながら日本の用途では通常動力で十分、EMALS用に電力が足りないならばガスタービンマシマシwで頼む)という船を作っても
航空団の人員はそうそう簡単に育成できない(空母側も飛行・格納庫の両甲板での航空機の取り回しをちゃんとやれる人員の育成には時間が必要だろう)ので
航空団の規模は漸増させて行くことにならざるを得ないだろうね、しかしそれは時間が解決する

CATOBAR空母3隻と搭載機のために国債を十兆円かもう少し余計にすったところで日本の財政状況が決定的に変わるわけじゃないからね
清水の舞台から飛び降りる決心さえすれば、別に骨折することもなく常時展開できるCATOBAR空母部隊を日本は持てるんだよ