435 日出づる処の名無し sage 2018/03/21(水) 08:34:05.25 ID:rSOII4T2
>>433

大学は米国社会と政治的に断絶

 3月中旬に公表された世論調査の結果では、授業料の高騰と大学の左傾化が
大学への不信の原因になっていることが明確に示された。

 この調査では、米国民の大学への不信の高まりを踏まえて、
その原因などについて全米の大学の合計618人の学長に意見を求めた。
調査は「高等教育内情」という民間教育研究機関が、2018年1月に全米規模で実施した。

 同調査は、まず「国民の大学に対する支援や信頼が減っている」という現状認識を
基に、その原因について質問した。質問を受けた学長たちのうち98%が
「大学への経費支払いと学生の奨学金ローン返済への懸念」が最大の原因だと答えた。
米国の大学では、大学生が必要経費の支払いに学生ローンで借金をして、
卒業後に何年もかけて返済するという慣行が急速に広まった。
そのローン返済の負担が大学教育への不信をあおるという皮肉な現象も指摘されている。

 第2の原因としては、学長たちの86%が「大学のリベラル偏向」だと答えた。
また、学長たちの51%は、トランプ氏が勝利した2016年の大統領選挙は、
大学が米国社会と政治的に断絶していることを証明した、と答えた。
さらに学長たちの75%ほどが、
「共和党支持者たちが大学への懐疑を急速に強めている」という認識に賛同した。

 こうした大学の思想の左傾化が、保守派や中道派の大学への不信や反発を広げ、
米国民の高等教育そのものへの不信やためらいも促しているというわけだ。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52626?page=3