自民党は、いずもの改修を前提に「多用途防衛型空母」を導入するよう提言している。

 政府は憲法に基づく専守防衛の立場から、「攻撃型空母」について「保有は許されない」との見解を示してきた。

 小野寺防衛相は、攻撃型空母について「大きな破壊力を有する爆弾を積める多数の攻撃機を主力とする」と定義し、いずもはあたらないと強調している。

 政府は改修の目的を明確にし、無用な誤解を招かないよう、丁寧に説明しなければならない。