>>43
> 全部自前でやろうとしてたら果たして20世紀中に初飛行できたか・・・
> 現実には国産の戦闘機用エンジンは今年6月納入予定のXF9が初めてなわけで、仮に開発費をもっと投入しててもそれが数年早くなっただけでは

F-2開発当時は国産戦闘機エンジンの目途が全く立ってなかったという点については同意
ただし

> F-15Jのライセンス価格より高価になってしまったのは問題だが、性能的には当時入手可能な範囲ではべストに近いのが手に入ったんじゃないだろうか

F-2が当時入手可能な範囲でベストに近いというのは言いすぎ
F-2よりF-15Eのほうが兵装搭載量からしてずっと良いだろ、空自が同じエアフレームは困ると言ってたのは事実だがF-15JとF-15Eはエアフレームもほとんど別物だし
まあ史上最強の支援戦闘機(笑)F-111Fは既に生産は終了していて入手不可能だったから外すにしても

本当はF-16を当時最新の技術でリメイクしてF-2を作ったように、F-111Fをベースに複合材など当時最新の技術でリメイクしてエンジンをTF30からF110双発に換装したのが
当時の入手可能な範囲でのベストだったわけだ

(導入だけでなく維持コストも考えると、脱出モジュールは射出座席に変更した方が良かったかもだが、
但し日本の戦闘機の場合は乗員が脱出する時はほぼ海上になること、そして冬の海への脱出は脱出に成功しても死ぬ可能性が極めて高いことを考えると、
脱出モジュールはそういう地理的環境で戦闘機を運用せねばならない日本の戦闘機にこそ適した脱出機構とは言える)

F-111ベースのF-2を日本が200機ほど装備していたら、今頃、チャイナ海軍の艦船は東シナ海どころか南シナ海でさえ常にビクビク怯えながら航海していただろうね