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【マッハ10の「極超音速」で飛ぶミサイル、ロシア軍公開 】
2018年05月09日 19:35 朝日新聞デジタル

朝日新聞デジタル
写真ロシア軍のミグ31Kの胴体下に搭載された新型ミサイル「キンジャル」。核弾頭を搭載できるという=9日、モスクワ中心部、松尾一郎撮影
ロシア軍のミグ31Kの胴体下に搭載された新型ミサイル「キンジャル」。核弾頭を搭載できるという=9日、モスクワ中心部、松尾一郎撮影

 時速1万キロを超える極超音速で飛ぶとされるロシア軍の新型ミサイル「キンジャル」が9日、モスクワで開かれた軍事パレードで正式に一般公開された。
核弾頭を積むこともできるとしており、他の核保有国などとの軍拡競争の呼び水になる可能性がある。

 公開されたミサイルは白く塗装され、ミグ31Kの胴体下に取り付けられた状態で、プーチン大統領らが列席する赤の広場の上空を通過した。
「キンジャル」は両刃の短剣を意味する。

 ロシア国防省や政府系メディアなどによると、
一般的な巡航ミサイルの速度(時速900キロ程度)よりはるかに速いマッハ10(時速約1万2200キロ)という極超音速で飛び、
2千キロ先の目標を攻撃できる能力があるという。