>>750
現在の民間旅客機用の大型エンジンはCFMインターナショナル(GE/SNECMA)とロールスロイスのTrentの2系統しかない

Trentシリーズのほぼ全ての開発プログラムに川崎重工、三菱重工、IHIなどの日本企業が「リスク収益分担パートナー」として参画
(共同開発という意味で下請けではない)しておりまた、CFMシリーズにも部品を供給している

旅客機用大型エンジンというのは信頼性や安全性、環境基準等で戦闘機用エンジンをはるかに上回る超ハイテク分野である為
CFMシリーズもTrentシリーズも一国や一メーカーで作る事は不可能で実際は多国籍の部品で構成されている

そしてアメリカ、イギリス、フランス、イタリア、日本の5カ国だけが両方に部品を供給している
つまり民間用大型ジェットエンジンを作る技術を持つのは世界にその5カ国だけしかないって事
今後の新エンジン開発でも、常にその5カ国が関与して行われている

日本はその「先端技術クラブ」の一員というわけ