>>811
単に暗号と一括りにしちゃダメ
強度つまり解読の難易度は千差万別
それは国だけの話じゃなくて、陸軍海軍でも別の暗号だし
送り先によっても違う(相手が前線の小部隊ならそんなに強度の高い暗号は使わない)

また、符号によっては類推が簡単な場合もある
ミッドウェー作戦のAFの逸話は有名だが、登場頻度の高い符号は
それだけで解読の手がかりになる

あと最後
基本的に、解読できない暗号は存在しない
時間とリソースさえかければね
必要なときに、必要な情報を得られるレベルで解読できるか、だけが問題といってもいい

ちなみに日本は通信解析についてはかなり長けていて、
暗号文の頻度や地域偏差を解析することで
相手の作戦意図や来襲時期、規模などの戦略レベルの情報分析はアメリカに劣らないどころか互角以上と言っても良かった
(それに対応する能力の有無はまた別問題)
要するに、暗号そのものが解読できなくても文章量や通信頻度を分析するだけでも、かなりのことはわかるわけ