>>108
人によって、「国際共同開発」って言葉の使い方が異なるから厄介なのです。
場合によっては議論がまったく噛み合わなかったり。

少なくとも100%準国産開発、なんてやり方は現状ではありえないわけです。
P-1/C-2だって、国産開発といいつつ海外メーカーのエンジンや部品を使用しています。
広い意味では、「国際共同開発」ということはほぼ決定です。

結局は
1.誰が出資するのか
2.誰が主導権を取る(要求仕様などを決める)のか
3.日本と海外の作業分担はどうなるのか
4.将来的な改修の自由度は保証されるか
ということになってきます。

1.と2.は「日本」という方針を堅守するのであれば、あとは3.をどういう割合にするのか、
4.をどの程度重要視するか、という程度問題になってきます。

LMの提案を歓迎している人たちは、F-22+F-35というイメージに舞い上がってしまって、
3.と4.を軽視しているような気がしてなりません。