>>三年式徹甲弾・大正三年(1914)採用
九一式徹甲弾・皇紀2591年(1931)採用
三年式と九一式の間には五号、六号(八八式)徹甲弾がありますから、金剛&扶桑と伊勢&長門では似たような数字でも実質的な差が大きいです。
例を挙げますと(改装前→改装後)
扶桑弾火薬庫水平装甲合計値63.5→130.175o
伊勢弾火薬庫水平装甲合計値66.675→201.295o
扶桑弾火薬庫垂直装甲304.8+傾斜甲板25.4→304.8+25.4o(変化無し)
伊勢弾火薬庫垂直装甲299+傾斜甲板31.75→299+(120〜68)or31.75mm
と大差がついてます。

>>ともに66.675oNVNCを中甲板に増厚しています。
それに対し伊勢型は弾火薬庫中甲板に134.62oNVNCを、機関部中甲板には
25.4oDS二枚(50.8o)と集中防御式に差をつけて増厚しました。
とはいえ新造時に元々大差が付いていたので
扶桑機関部水平装甲合計値85.725→152.4o
伊勢機関部水平装甲合計値122.555→173.355o
と改装後も機関部にせよ伊勢型の方が合計数値は優位でした。