もうみんな見つけただろうけど開戦数年前でもまだ使うつもりみたい

 第一節 主力砲戦
1.アメリカ海軍主砲最大射程
  〜我主力艦は射程に於いて四〜五千m優越し〜視界良好、海上平穏なる場合に於いては「アウトレンジ」により先制の一撃を加ふる

2.アメリカ戦艦の射撃散布界依然として減少せず

3. アメリカ戦艦の射撃指揮所の高さから25000mまで艦上観測可能。日本は30000m

4.アメリカ戦艦の舷側装甲(〜コロラド級まで)
  我40cm砲にて、二万五千メートル以内で貫徹
  我36cm砲にて、一万九千メートル以内で貫徹

 長門型、舷側装甲、一万九千メートル以内で敵弾(40cm砲)貫徹
 扶桑型、舷側装甲、二万五千メートル以内で敵弾(36cm砲)貫徹
 金剛型、舷側装甲は各距離にて貫通す

5. 「オブリク」角の善用に関しては特に〜研究を要する所なり

6.彼我砲戦上、観測機利用の能否により砲戦状況著しく変化す