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早期警戒機型AW-101、飛行試験を開始

ロッキード・マーティンは3月28日(日)、早期警戒システム「クロウズネスト」を搭載した
イギリス海軍のマーリンHM.2(AW101)ヘリコプターが、
AW101を製造するレオナルド・ヘリコプターズのヨービル施設で、初飛行を行ったと発表した。

クロウズネストはカタパルトを持たないクイーン・エリザベス級空母に空中早期警戒能力を与えるため、
ロッキード・マーティンのイギリス法人、ロッキード・マーティンが主契約社として開発を進めているヘリコプター搭載型早期警戒管制システムで、
レーダーにはタレスが開発した「サーチウォーター」、
早期警戒システムにはやはりタレスの「Cerberus」がそれぞれ採用されている。

今後は飛行領域の拡大と、システムのチェックを中心とする飛行試験が継続される予定で、
2020年にはIOC(初度作戦能力)の獲得が見込まれている。