硫黄島、火山活動で急激に隆起…滑走路にひびも
読売 2018年06月08日 15時17分

太平洋戦争の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)が、火山活動によって急激な速さで隆起を続けている。
島にある海上自衛隊の航空基地付近では、2017年の1年間だけで約1・2メートル隆起し、滑走路にひびが入るなどの影響が出ている。

硫黄島は面積約22平方キロの火山島。 火山活動は比較的活発で、数年に1度、小規模な水蒸気噴火が起きている。

国土地理院によると、直近の隆起は2006年頃に始まり、11年頃から加速した。
防災科学技術研究所によると、観測が始まった1976年から現在までに約10メートル隆起しているという。
地下のマグマが上昇し、地盤を押し上げているとみられる。長期間にわたる隆起のペースとしては世界的にまれという。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180608-OYT1T50082.html?from=ytop_top

1945年の硫黄島攻防戦で浜辺に座礁した船舶の残骸も、その後の島の隆起で何隻かは完全に陸に上がっていると聞くしな。

んでこの火山活動が1945年の攻防戦の最中に最盛期を迎えていたら・・ という火葬戦記を思いついた。
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1945年2月に開始された硫黄島の戦いで3月に日本軍守備隊はほぼ壊滅状態となり、栗林中将率いる残存部隊は絶望的な
抵抗を強いられていた。

しかし3月上旬から突如硫黄島の火山活動が活発化し、一旦米海兵隊が制圧した摺鉢山は3/10に大噴火。
摺鉢山周辺の海兵隊員は火砕流と溶岩弾で全滅状態となり、更に海岸地帯の兵軍陣地と兵站基地も大損害を受け、
上陸した海兵師団は兵員装備の大半を失い遺体の回収もままならぬまま這う這うの体で硫黄島から撤退。

守備隊残存兵員も殆どが噴火に巻き込まれて死亡するものの、瀕死の重傷を負った栗林中将は米軍の壊滅と撤退を
見届け天佑神助を確信しながら満足げに息絶えたのであった・・   と妄想