新潟県知事選、勝者も敗者もいない「虚無感の正体」 (現代ビジネス 6/11)
いつまで「踏み絵」を強いるのか…

「安倍政権の今後を占う」「原発再稼働の是非を問う」……様々なキャッチコピーが付けられた新潟県知事選は、自民党と公明党が支援する
元副知事の花角英世氏(60)が接戦を制した。
約2年前まで3年余、新潟で暮らした私は、接戦で盛り上がる現地をリポートしようと、選挙戦最終盤に旧知の人びとを訪ねた。
熱い言葉を期待していたが、返ってきた答えは予想を裏切って、戸惑い、不安、不信に満ちた言葉ばかりだった。
(中略)
新潟市選出の自民党県議は選挙最終盤、私に「原発を再稼働させられると考えている県議は自民党でも2、3人しかいないと思う」と語った。
自民党県議は32人(現在の新潟県議は50人)だから、いかに少数派かわかる。この県議はこうも言う。

「福島の事故を見てしまったいま、柏崎刈羽原発の再稼働は現実には無理でしょう。 だれも説得できませんよ。
そういう現状を知っていれば、安倍政権は原発再稼働推進なんて言えないはず。 再稼働問題については国が早く脱原発を決断してもらって、
新潟県民に再稼働の是非を問うような形での選挙は一刻も早く終わらせてほしい」

すでに新潟では、原発再稼働は現実的ではない、と捉えられているということだ。
そのことは花角氏が選挙公約で、「いずれは脱原発」と明記したことにも表れている。
(中略)
小島氏は「かつての古町のにぎわいを取り戻すためにも、不毛な知事選を繰り返すわけにはいきません。
原発イエス、ノーの選挙は最後にしたいですね」と話した。 本当に最後にできるだろうか。
今回は新潟県民が選択した。次は、政府が現実を直視して決める番だと思う。
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野盗必勝を確信していたヒュンダイが必死で問題を反原発にすり替えようとしていて大草原wwww

未だに1基の原発も世論の猛反対で再稼働できていないのならともかく、既に7基も再稼働している状況で、脱原発の決断などする訳が無いのに