F-35のレーダーのAN/APG-81はAN/APG-77がベースと言われているが、
APG-77よりも直径が小さく素子数が2000素子から、1676素子まで減った上で
対地用の合成開口レーダーなども兼ねるため対空用の性能は低くなっており
RCSが1m^2の目標の探知距離は150kmと、AN/APG-77の250kmよりも100kmも短くなっている

F-14, F-15、Su-27のRCSが、10m^2、スパホ、ラファールのRCSが0.75m^2なので、相手機にもよるが
相対的に性能は落ちる

探知距離150kmはAN/APG-63と同じくらいでF-15と同等であり悪くはないが、21世紀の戦闘機としては最下位クラスである

F-2のJ/APG-2の性能はふめいであるが、AN/APG-79を超える性能であることはわかっている
そのAN/APG-79は
>レイセオン製AN/APG-79AESAレーダー以上とも言われる。因みにAPG-79は、
>TWS(Track While Scan:捜索するのと同時に多目標と交戦《追尾・攻撃》)モードの場合、
>最大探知距離が160海里(約300km)あり、同時に八目標を追尾してレーダー誘導AAM八発を発射し
>撃破する能力があるという」(「軍事研究」2010年5月号、「国土防空型自衛隊&海外派遣型自衛隊」Vol 3
>「防空力拡張:新要撃機F-2&KC-767タンカー」134ページ)